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ゆず、もらいました! [ハーブ活用法]

2013.12.7 sat.

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毎年1~2回遊びに行っている富士宮の友人宅の庭です。

今年は11月下旬にお邪魔したところ、ゆずが大豊作!

「好きなだけ採って行っていいぞー」との家主友人の言葉に群がる、その他友人たち!(笑)

その中でも特に張り切って、脚立に上って収穫しているのが、ワタクシめりっさなのでした!^^;

 

だって、ゆず、好きだし、最近ゆずが色々注目されているではありませんか~。

 

というわけで、帰宅後…

 

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結局みんなで山分けし、6個いただいて来たゆずです~。

ゆずって普段は皮をそいで香りの物としていただいたり、そのまま湯船に浮かべちゃったり…

中を割ってみたのは今回初めてです。

わ~、タネがたくさん!

この種から圧搾したゆずシードオイルが保湿・美白効果の面で注目を浴びています! 

が、個人でタネを圧搾してオイルを採るのは難しいですから、他の利用法を考えてみました。

 

ということで、 

【タネの利用法】

ゆずシード美容液を作ります! 

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①煮沸消毒してよく乾かしたビンにゆず3個分の種を入れます。(上の写真はまだ1個分ぐらいです。)

 

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②ホワイトリカーなど、アルコール度25度以上の焼酎約200mlを注ぎます。

③時々ビンを振りながら、冷蔵庫で1週間ほど寝かせ、有効成分を浸出させます。 

 

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3日後、ホワイトリカーが白っぽく濁った感じになってきました。

(結局1週間おいても、これ以上白くはならなかったので、3日程度で有効成分は浸出しているのかも知れません。)

タネの周りには、トロリとしたジェル状のものがついています。

このジェル状のものの正体は「ペクチン」!

植物に含まれる多糖類で、お肌の保護材的な役割があるのだそうです。 

しみ、しわ、くすみ、乾燥などからお肌を保護するらしい…。これってスゴイですよね~!!

 

さて、1週間程経ったら、、良く振ってから濾してタネは取り出し、 漬け込んだ液を美容液として利用します。

アルコールのニオイが気になる場合は、精製水で2倍程度に薄めて使ってくださいね~!

  ※念のため、二の腕でパッチテストをして異常が出ないことを確かめてから、お顔に使いましょう。

   アルコール分がお顔には刺激が強いと感じる場合は、手や脚への使用をお勧めします!! 

   私も手に使っていますが、ハンドクリームのしっとり感とは一味違う、サラサラでツルツルの使用感がとても良いです!

 

【皮と果汁の利用法】 

こちらは食べます(笑)! 

オーソドックスにジャムにしましょう!!

「ペクチン」と言えば、ジャムのとろみのもととして利用されていますが、これが、水溶性の食物繊維なので、腸で糖類を吸収するのを阻害する働きがあります。

なので、血糖値の急上昇を防いでくれます。

また、血中コレステロール値を下げる働きがあることも確認されているという…

何ともありがたい成分ではありませんか~!!

 

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皮と果汁4個分でジャムを作ります。

タネは3個分を前述の美容液に、残りの1個分をジャムに粘度を付けるために使いました。

 

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①皮をなるべく細く切ります。 

 

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②刻んだ皮の苦味やアクを抜くため、ゆでこぼします。3回ほど繰り返してみました。

 

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③上でゆでこぼした皮と果汁、そしてお茶パックに入れたゆずのタネ1個分に、砂糖80gぐらいを加えて煮詰めます。

好みの粘度よりややゆるいくらいまで煮詰めたら火を止めます(冷めるとちょうどいい粘度になりますよ)。

 

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④完成。煮沸消毒しておいたビンに詰めます。

長期保存したい場合は、この後、脱気殺菌と倒立放冷をします。 やり方は こちら をご覧ください!

 

今回のジャムで、お砂糖は、普段から自宅で使っている甘蔗糖を使いました。 これがなかなか良い風味でした!!

おすすめですよ~♪

 

 

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富士宮では、2日間晴天に恵まれ、裾野までくっきりと見える富士山を堪能しちゃいました!!

 

 

 

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