あれから5年が経ちました… [つれづれ]
さいたま市西区(西大宮)
植物の香りとソフトタッチのトリートメントで心と身体を癒す
ちいさなアロマサロン
*ゼラニウムガーデン*
アロマセラピスト&トウリーダーの めりっさ こと いそむらゆうこです。
あれから5年が経ちました。
当時はまだパート主婦で、中学生だった息子の部活動の保護者会の会長をしていた私は、あの日の夕方、次期役員決めの保護者会を招集していました。
1年間務めた保護者会会長の後任を決める日で、これさえ済めば会長職も事実上終了!と、スッキリ気分で、夕方からの保護者会の資料の最終確認を自宅でしていたところで、あの揺れに見舞われました。
大きな横揺れに驚いて様子をうかがっていると、揺れは更に激しく、部屋全体が歪む程になっていきます。
家が歪んでドアが開かなくなくなったら大変…と、玄関に走りドアを開け放ちました。
すると、目の前で、少し早めに下校していた中学生が、大きな揺れで歩けなくなって転びました。呆然とする中学生に声をかけながら、私もいったいどうしたらいいのかと、ただキョロキョロとあたりを見回していました。
長い長い揺れでした。
地震だということはもちろん解るのですが、まさか自分がこんなに大きな地震に遭遇するとは思ってなかったのか、今ひとつ現実感が伴わない感じでした。
14年前には関西で大きな地震があった記憶も決して古いものではなく、当時のニュースで心を痛めていたけれど、やはりどこか他人事のような気分だったのだと思います。
リビングに戻り、TVのニュースを見ると、かなり広範囲に及ぶ大きな地震だったことが分かったため、保護者会中止の一斉メールを送信しようと思ったのですが、その時にはもうメールはほとんど届かなくなっていました。
中学は全部活動を中止して全生徒を下校させる措置がとられ、息子も無事帰宅しました。
これならメールで連絡がつかない保護者の方たちも保護者会中止と判断してくれるだろうと思いながらも、念のため息子の中学に足を運び、部活の保護者が誰も学校に来ていないことを確認して家に戻りました。
家に戻ってまたニュースを見ると、そこには大津波による被害の、想像を絶する映像が映し出されていたのでした…
あの頃、建築会社に事務パートとして勤務しながら、時々その会社が主宰するイベントでハーブやアロマの講師をしたり、ショールームの植栽を担当させていただいていた私は、そんな現状にそれなりに満足していました。
とはいえ、勤務時間の大半は事務仕事です。元々事務仕事が好きではなかったため、本当はハーブやアロマの仕事の比重をもっと多くできたらいいな…という思いも内心では常に抱えていました。
そんな私でしたが、東日本大震災後の被災地の様子をTVを通じて見ているうちに、あるひとつの疑問が沸き起こりました。
私がハーブやアロマを通じて伝えたかった「癒し」って何だろう?
こんな極限状況の時、そこにいる人たちに、ハーブやアロマなんかで癒しを届けられるのだろうか…?
答えはしばらく見つかりませんでした。
それからしばらくして、私はパートをはじめてから中断したままになっていたアロマの勉強を再開することにしました。
講師という立場ではなく、お客さまのお肌に触れて、お身体を通して癒しを届けるアロマトリートメントの施術者になりたい…という思いを抱くようになりはじめていたからです。
あれから5年が経ちました。
今、私はアロマサロンを開いています。
私のサロンは本当にとても小さいサロンで、極上の贅沢感を味わって頂くことなど到底叶いません。
でも、本当にこころがほっこりと温かくなるような
こころと身体が辛くなった時にあそこに行きたいとふと思い出してもらえるような
そんなサロンを育てていきたいと思っています。
昨年末から、サロンでは、アロマやハーブという枠を外して、
アクセス・バーズ
トウリーディング
といった、こころと身体の癒しをご提供出来るワークを増やしてきました。
ただその場を心地よく過ごすだけが癒しではありません。
しっかりと自分を見つめて、そこから本来の自分らしく生きられるようになることが、何より癒しになることもあります。
そんなワークでは、時にはお客さまに厳しいことを言ってしまうかもしれません。
それは、お客さまとこころの距離が近いセラピストでありたいからです。
そして、こころの距離が近い女性たちと、日々をより良く過ごすためのネットワークのようなものができたらいいな…
最近、なんとなくそんなことを思い始めています。
セラピストであるとかお客さまであるとかの立場を超えた、もっと大きなネットワークのようなものが、本当に居心地のいい、癒される場であると思うようになったからです。
それがどんな形に成り得るのかはまだわかりませんが…。
ちいさなアロマサロン*ゼラニウムガーデン*
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場所:さいたま市西区(大宮西警察署そば)
JR大宮駅よりバス15分
またはJR西大宮駅より送迎 / 駐車場有)
施術中はお電話に出ることができませんので留守電で対応させていただいております。お名前とご用件をお伝えください。後ほど折り返しご連絡させていただきます。
2015お正月備忘録 [つれづれ]
2015.1.6 tus.
明けましておめでとうございます。
随分遅い新年のご挨拶です(^^;)
白ネコモモタくんも期待通り、今年もお正月ショットを撮らせてくれました(笑)
さてさて、気持ちに全く余裕がなかった昨年末。
ちゃんとした大掃除も手付かずのまま大晦日を迎え、一日がかりでやっとお仕事の年賀状を作ってお客様に発送。
その時点でおせちの準備に取り掛かる 気力が湧かず、そのままとりあえずプライベート年賀状の作成にとりかかり…
ああ、聖子ちゃんもとうとう声が出なくなっちゃったんだなぁ~などと思いながら約3時間の仮眠…
元旦、朝4時、おせち料理の支度開始…!!(・・;)
と言っても、魚介の料理は買ってあったので、お重に詰めるだけ。
自分で作ったのは野菜の煮しめくらいなのですが。
この野菜の煮しめだけは、どうしても自分で作ったものを食べたくなるのです。
(例年色どりには絹さやが入ってます。今回は絹さや買い忘れ、松葉もないので、ローズマリーで代用です・笑 )
根菜とこんにゃくはそれぞれを下茹でして、
里芋はだしにみりん、酒、塩のみで味付け、
にんじんもお醤油なしの薄味です。
しいたけ、ごぼう、こんにゃくは3種一緒にしっかりした醤油味、
レンコンは醤油も使っていますが甘味が強めの薄味に煮ています。
これだけ丁寧に野菜を煮るのはおせち料理の時だけですね~。
そして、丁寧に手間をかけて煮たものはやっぱり美味しい!
あとはほとんど詰めるだけ…(笑)
詰めながら、酢の物が何もないことに気づき、急遽たたきごぼうを作ったのが元旦の朝7時でした(笑)!
そうこうするうちに、初日の出!
空に低い雲が垂れこめていたのですね。
ちょうど雲の上に昇ってきた初日をベランダから見ることが出来たのが、今年の元旦のトピックでした!!
それからお雑煮を作り、なんとかいつも通りの元旦の朝を迎えることができました。
残っていたプライベート年賀状の宛名を書き終えたのはお昼すぎ、投函後は一気に爆睡です。
めりっさの2015年はこんなふうに始まりました。
*~*~*~* *~*~*~* *~*~*~*
最近はフェイスブックやツイッターを使っての発信がめっきり増えました。 だって便利なのですよ~!(笑)
でも…フェイスブックもツイッターもちょっと物足りない。
発信する機動力には優れているけど、そこには、「後で読み返してみる」という、文字で書き残すことの良さが失われているように感じることが多くなりました。
自分が過去に書いたことが気になって読み返そうとしても、なかなかたどり着けないし…(;´д`)
言葉は悪いのですが、情報を垂れ流ずツールなのかな…?そんな風に思ってしまったりします。
とはいえ、フェイスブックでの人との繋がりは、今の私にはとても重要なものであることも事実で、止めるわけにはいかないのです。
結局、どこに何を書くか、Webへの発信も棲み分けを考えなくてはいけないということなのでしょう。
私が初めてWeb上に発信する手段として選んだこのso-netブログ。
やっぱり好きだな~、ソネブロ!!
だから、今年も等身大の自分をのんびり気ままに綴って行きますね~。物忘れも激しくなってきたことだし、ほぼ備忘録として…ね(笑) !
9月の朝 こぎんさんを想う [つれづれ]
2011.9.9 fri.
こぎんさん、もしや貴女は蝶になって、今ごろ自由にどこかを飛び回っているのですか?
確かに貴女は生き急いでいました。
でもまさか永訣の日がこんなに早く訪れるとは、誰も思っていなかったはずです。
今朝、畑の雑草を抜きながら、キアゲハの幼虫を見つけました。
貴女が残したたくさんの記事の中で、私の記憶に特に強く焼き付いているのは、
何度かにわたって更新された「片翅のツマグロヒョウモン」の記事です。
それは片翅で羽化した、自然界では生きていけないだろうツマグロヒョウモンを
四十数日にわたってお世話をした記録でした。
なんとすばらしい愛情の深い女性なのだろう…と。
写真が「光の芸術」であることを私に感じさせてくれたのも貴女でした。
写真も文章も、本当に素晴らしい才能の持ち主でいらっしゃった貴女。
それは動植物に対する愛情の深さ、美しいものへの感受性の強さ、
そして何より、人間に対する愛情の深さに裏打ちされたものだったように思います。
1週間ほど前のことでした。
こぎんさんの記事が無性に読みたくなって、こぎんさんの記事を結構長時間にわたって
読み耽った日がありました。
後で思えば、あの日、こぎんさんが旅立たれたのではないかと…。
実際にお会いすることのないまま遠くへ旅立ってしまった貴女。
出来ればお会いしたかった。
一緒に湿原を歩いてみたかった。
「こぎん刺し」のこと、もっとちゃんと教えてもらえばよかった。
……
思うことはいろいろあるけど…
でも今はただ「お疲れ様でした」の一言だけ、伝えたいです。
※コメント欄、開けておきます。
こぎんさんの思い出を語る場として使っていただけたら…と思います。
あめの日のひとりごと [つれづれ]
2010年10月9日(土)
本当は庭仕事をしたかった、朝から雨の土曜日。
目醒めると、雨の音で庭仕事が出来ないことが分かり、コトコトとスープを煮始めた。
采の目に切った根菜類とベーコンを炒めて、水とブイヨンで煮込む、何の変哲もないスープ。
今日、煮込みに使ったハーブはタイム1種類のみ。
タイムの香りをじっくり楽しむスープに仕上がった。
普段は煮込みに適したハーブを数種類使うが、こんな風にタイムだけの香りを楽しむスープも
案外目新しくて美味しかった。
久々に庭の花を手折って部屋に活けてみた。
ずっと忙しかった今年、そしてあまりに暑かったこの夏…。
部屋に花を飾ることも出来ずに数カ月を過ごしてきたことに、ふと気付いた。
飾ったお花は庭のブッドレア。
一昨年のシーズンオフに購入した小さな苗がすっかり大きくなり、
初夏からずっと花穂を付け続けた。
庭の手入れが何もできなかったこの春夏に
こうして育ってくれた花が庭を守ってくれていたかのようで、嬉しい。
アロマポットに生のレモンバームの葉を直接入れて焚いてみる。
やっと気付くくらいの仄かな香りが匂い立つ。
やっぱり私はハーブが好きだな…と思う瞬間。
昨日と一昨日、出勤前にあわただしく庭の剪定と草刈りをした。
その時剪定したオリーブの葉をただなんとなく吊るしてみる。
オリーブの葉から立ち上がる仄かな匂い。
外ではあまり感じたことのなかったオリーブの葉のさわやかな香りに、若い生命を感じる。
庭から摘んできて、そのまま放りこんだハーブや葉っぱたち。
なになに、何してるの?と寄って来たのは、お約束のモモタではなく、チビネコチコちゃん。
ブログ開始当初はたくさんのネタを作ってくれた白ネコモモタはすっかり落ち着いたオヤジネコに
なってしまい、最近はネタをまったく提供してくれません。
そろそろブログのリード文も変えなければいけませんね。
チコはモモタのように花をかじったりはせず、ちょっと見に来るだけなのね。
これなら、これからはもっと部屋にお花を飾れるようになるかも。
同い年の同僚(アルバイト仲間)のご主人が亡くなられた。
彼女とは同時入社で、途中から別々の事務所に分かれたものの、お互いの存在になんとなく励まされながら働いてきた大切な友人だ。
今日この後、雨の中のお通夜に参列する。
40代半ば過ぎ…お子さんは高校生と中学生…。
辛い現実。
今日のブログは、いささか現実逃避的気分。
そう言えば、もうすぐ自分の母の13回目の命日でもある…。
今日もコメント欄は閉じさせていただきます。ご連絡は前々記事のコメント欄をお使いくださいませ。
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