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タンジーとコモンマロウ [ハーブ活用法]

2009年7月18日(土)

多年草のハーブの中には、雑草に負けないほど強い性質ものがあります。
その代表選手ともいえるのがこちら

DSC03099.JPG
タンジーです。

 学名:Tanacetum vulgare
 和名:ヨモギギク
 分類:キク科ヨモギギク属
 原産地:ヨーロッパ・アジア

 

DSC03219.JPG これはまだつぼみ…ですね。

ハーブというと、良い香りの植物を思い浮かべる方もいらっしゃると思います。
しかし、お世辞にも「良い香り」とは言えないこのタンジー
良い香りではない代わりに、実はなかなかの働き者です。

独特な香りはハエアリが嫌う成分を含むと言われているので、
束にして室内につるしてハエよけにしたり、戸口に置いてアリの侵入を防いだり、
カーペットの下に敷くとノミよけ効果も期待できるようです。

 

DSC03354.JPG 円の外側から開花しました。

また、花、葉、茎を煮出した液は、ハーブ染めに利用すると、
しっかりとした色に染め上げることが出来ます。

 

タンジー染め.jpg 古い写真で恐縮ですが…
タンジー染めの絹のスカーフです。

左:タンジー染め(みょうばん媒染)
右:チェリーセージとタンジーの2度染め(鉄媒染)

鮮やかな黄色に染めたいときは、花だけを使い、みょうばん媒染で、
がかった色を出したいときは、茎や葉、花など地上部全部を使ってみょうばん媒染で。
なかなか良い色が出ますよ。

 

ハーブ畑でタンジーの隣に咲くコモンマロウ

DSC03166.JPG
蕊の部分を撮影しようと思ったのになんだか変な形…
良く見ると、ハナグモでしょうか…。白っぽいクモがいるんですね。

 

DSC03221.JPG
クモの邪魔をしないよう、別の個体の様子を…。
  でもこの蕊も本来の形とちょっと違うような…^^;

 

コモンマロウは朝咲いて夕方にはしぼんでしまう一日花です。
朝のうちに花を萼ごと摘み取って、どんどん乾燥させて保存しましょう!
花弁が薄いので、ザルなどに入れて室内に置いておけば、
ほぼ失敗することなくきれいなドライハーブが出来ますよ。

 

まだまだ元気に咲き続けるタンジーと
そろそろ花期の終わりを迎えるコモンマロウです。

 

 

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  一瞬ですが、ハーブ園芸カテゴリーで初の1位となりました。
  皆様の応援のおかげです。ありがとうございます!!

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今日は最後にもう一つおまけの画像があります。
爬虫類と昆虫が苦手な人は絶対に見ないで下さい!
心臓が弱い方も要注意です。

(携帯画像なので、不鮮明ですが…)

では行きます…

 

 

 

PA0_0190.JPG

このカナヘビ君、
捕まえた獲物のカマキリをくわえて、駐車スペースのコンクリートの上に出て来ていました。
で、仕事から戻って庭を見に行ったところで遭遇してしまいました…^^;

飼育しているわけではない野生のカナヘビが、獲物を持っている姿は初めて見ました…。

獲物を持って、わざわざ目立つ場所にいるというのも不思議ですね。

ネコは獲物を捕ると、飼い主に報告に来るのですが
カナヘビが報告に来るというのは聞いたことがないですよね~^^;

 

 

※前記事で、「夏休み中はコメント欄閉じます」と申し上げましたが…
コメント欄を閉じてしまうと、ソネブロ以外のお友達との交流が途絶えてしまいますので
しばらくはコメント欄を閉じたり開けたり…という感じでやらせていただこうと思います。

今日はコメント欄、開けておきますね~!

  カナヘビ写真に感動した方は…    
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オリーブの実とカレーピラフ [ハーブ活用法]

2009年7月11日(土)

オリーブの実円形フェイドアウト.jpg

オリーブの実、初めて実りました!

ブルーベリーオリーブなどは、1本の木だけでは受粉しずらいといわれています。
このオリーブの木も、もう育て始めて6~7年は経つと思われますが、今まで一度も
実がなったことはありませんでした。
一本しかないし、仕方ない…と、まったく期待もしていなかったのですが
ふと気付くと一つだけですが、実が……!!

写真としては地味なので、円形フェードアウトでちょっとオシャレにしてみました(^^ゞ

 

 

さて、花の端境期で、なんとなくさびしくなってきた庭ですが…

DSC03282.JPG
ミニバラ(品種名不明)、やっと咲きはじめました。 

 

DSC03315.JPG
数日後の上と同じ花(同じ個体)。

咲きすすむにつれて色が変わる花というのは意外と多いものですが、
ここまでがらりと雰囲気が変わるのも珍しい気がします。

 

 

DSC03324.JPG
緑光の二番花。
ほとんどの葉っぱが落ちてしまう中、けなげに二番花を咲かせました。

今年の梅雨は、早くから大雨に見舞われることが多かったためか、
無農薬栽培のバラはさんざんです…。

DSC03328.JPG

 

こちらはこの春購入の
イングリッシュローズ
“スキャボロフェアー”。

2番花が2つだけ咲いた後、
葉がどんどん黒点病にかかり、落ちていきます。

病気の葉っぱを早めに処分し、
後は「ガンバレー」と
声をかけて励ますことくらいしかできません。

人はなかなか植物の言葉が分かりませんが、
植物の方は、人の言葉が分かるらしいんですよね…

まさか~と思われるでしょうけど…

 

 

 

 

DSC03145.JPG
カラミント             7/5撮影

 

DSC03307.JPG
そして今日。小さなつぼみが確認できるようになりました。
白い小花がたくさん咲くのが楽しみです。

 

 

DSC03301.JPGアップルミント

 

 

 

DSC03285.JPG
ピンクのヤロウも咲きました。
バラの隣で咲いています。コンパニオンプランツとして、バラを守ってやってほしいです…。

 

 

DSC03332.JPG
成長著しいブラックベリー
オリーブと違って、もういらないと言いたくなるほどの実がつきました。
これからさらに黒くなった頃に収穫です。

品種にもよるのでしょうが、このブラックベリーは、食べてみると特に種が気になるので、
あまり食べないまま、観賞用として終わることが多かったものです。
今年はジャムにしてみようか…。でもジャムにしてもきっと種が気になるだろうなぁ。

 

 

 

もうすぐ子どもの夏休みです。
世の母族にとって、子どものお昼ご飯をどうするか…頭の痛い季節の到来です(^^;

そこで、子どもの大好きなカレーのバリエーションを増やそうと思い、とりあえず実験です。

 

 

鶏肉の買い置きがあったので…

CIMG9205.JPG
① 鶏肉に下味のカレー粉をまぶして、フライパンで表面に焼き色をつけます。

 

CIMG9206.JPG
② ①の鶏肉をいったん引き上げて、同じフライパンで、みじん切りの玉ねぎを炒め、
   次いで、お米を入れて透き通るまで炒めます。
   トマトの水煮缶を実と水分に分けて、実の方を荒く切ったものも加えます。 


③ 別鍋にトマトの水煮の汁プラスお湯でお米と同量にしたものを用意し、固形スープの素、
  カレー粉、塩を加えて煮立たせます。

 

PA0_0178.JPG
④ 煮込み用の鍋に、②を入れ、①の鶏肉を表面に並べ、③を注いで、初めは強火で、
   沸騰後は弱火にして水分がほとんどなくなるまで煮込みます。(沸騰してから15分くらい)
   煮込む際に、写真のように、ローリエ、ローズマリー、赤トウガラシを加えます。
  

⑤ 火を止め、さらに10~15分くらい蒸らして出来上がりです!

 

DSC03336.JPG仕上げにパセリのみじん切りを散らして食卓へ…。
イタリアンパセリなので、あまり細かくせずに、粗みじんで。

 

パエリア風の、ちょっとカリッと感のあるチキンカレーピラフの完成です!

ご飯はやや硬めの仕上がりでしたので、やわらかめにしたいときは、水の分量を少し増やすと
いいかもしれません。

我が家はこういう煮込み料理はいつも土鍋で作っていますが…
やっぱりル・クルーゼのお鍋が欲しいところですね!
こういう料理の頻度が高くなるなら、思い切って買ってしまおうか…!

お値段の問題もありますが、あの重さを考えるとちょっと躊躇するのですよねー^^;

 

どう考えてもこちらで作った方がおいしそうですものねー…(^_^;)

 

さて、肝心のお味の方ですが、

息子の感想は…

「鶏肉がおいしい! また作ってー!」 とのことで、まずまずの出来だったようです(*^^)v

そして、驚いたことに、普段人間の食事にめったに興味を示さないチコが、
このピラフを食べたいと私の膝まで乗ってきました^^;

   あ、ネコは玉ねぎ食べちゃダメなんだよー!!

 

DSC03260s.jpg
     おいしそうなにおいだったのにな~…。
     それに、後で食べようと思って残しておくあたちのご飯、
     いつもモモ兄ちゃんが食べちゃうんだよー…
     なんだかおなかがすいちゃったよ。

        

 

市販のカレールーは油分も多いらしいのでなるべく使わず、カレー粉から工夫して
いろいろ作ってみられたら…と思っています。

   ※記事タイトルを見て、オリーブの実を使ったピラフを想像した方がもしいらっしゃったら…ごめんなさいっ! …^^;
     

 

 

 

 

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タグ: 料理

雪の日と寒の戻りとローズマリーのクッキー [ハーブ活用法]

2009年2月28日(土)

DSC00706.JPG
前記事、その前の記事で写真をUPしてきたクリスマスローズの今日の様子です。

今年初めて咲いた、花びらの外側も内側も真白だったクリスマスローズが、上の写真のように、花びらの外側がうっすらとピンクがかってきました。

DSC00482.JPG こちらが前々記事の真白な写真(2/15撮影)。

咲き進むにつれて、花色が微妙な変化を見せるのも、クリスマスローズを育てる楽しみの一つかもしれませんね~。

 

 

DSC00561.JPG
青空に飛行機雲もくっきりと見えていた2/22の日曜日…

はりきって近所の空き地の枯草を払っていたらDSC00564.JPG
フキノトウ発見です!
地面からちょこんと顔を出す植物ってかわいいですね~♪

なのにその後は雨ばかりで寒い一週間でした。

 

そして、昨日2/27、ついに初雪を観測…結局積もるところまではいきませんでしたが、

DSC00598.JPG
雪が降っているところを撮るのは難しいですね~。
いろいろ調整してみて、なんとか雪を丸く映せたかなぁ、という微妙な一枚です^^;

 

雨や雪ばかりで庭には出られませんので、クッキーなど焼いてみました。

DSC00620.JPG
前に紹介したバナナケーキに続き、またまたローズマリーを使ったお菓子、
ローズマリー入りチーズクッキーです。

 今の季節、庭のハーブを使って何か作ろうと思うと、
 どうしても常緑のローズマリーになってしまうのです^^;
 他のハーブは多年草とはいっても、地上部が枯れて越冬する「宿根草」が多いですから…。


写真は材料を混ぜ合わせて生地を棒状にまとめたところです。
最低1時間ほど冷蔵庫で寝かせてから5ミリ程の厚さに切って、オーブンで焼きます。

チーズたっぷりの生地にローズマリーを加えた、甘くないクッキーです。
どちらかというとおつまみ系な感じです。

DSC00625.JPG
完成品はこちら。
新芽が出てきたスペアミントと花の咲いているローズマリーの枝を一緒に飾ってみました。

お味は…ビールにもワインにも合いそうです(*^^)v

 

レシピはこちらを参考にしています。

宇土巻子のハーブクッキング―今日はハーブ日和り

宇土巻子のハーブクッキング―今日はハーブ日和り

  • 作者: 宇土 巻子
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2000/03
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

 

ハーブ料理の本もいろいろありますが、宇土巻子さんのレシピは抜群に美味しいものばかりです!
多少手がかかっても美味しい料理を作りたいと思う方にお奨めの1冊です!

 

 

突然ですが、我が家のチューリップが全滅の危機に瀕しています。

DSC00709.JPG
せっかく芽が出たところを、何ものかによって掘り起こされています。

DSC00712.JPG DSC00711.JPG
左は、球根が掘り起こされ、さらに齧られて、ついに球根ごとなくなってしまい土がむき出しになった鉢。
右も掘り返されている状態です。

野良猫の仕業かと思っていたのですが…

ネコって球根齧りますか?

 

とりあえず野良猫が入れないベランダに、右の鉢を移してみることにしました。

 

DSC00721.JPG
  あっ、…ここにはムスカリの葉っぱを齧るヤツがいたのだった…[たらーっ(汗)]

 

CIMG8732.jpg
  かわい子ぶってもダメです[どんっ(衝撃)]

 

 

 

寒い一週間でしたが、今日、ちょっと公園まで足を伸ばしてみると

DSC00634.JPG
ヒカンザクラ(緋寒桜)が咲き始めていました。


DSC00636.JPG
明日から3月ですものね~。 もう3月…早いですね~!

 

 

 

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日陰の花とローズマリー風味のバナナケーキ [ハーブ活用法]

2009年1月14日(水)

CIMG8497.JPG

年末年始や夏の長期休業の間、会社の寄せ植えが水切れで枯れてしまわないよう、
自宅で預かるのが恒例となっています。
自分が植えた花ですから、枯れてしまうのを見るのは忍びないです…。

で、預かっている間に、会社の寄せ植えと自宅の寄せ植えで記念写真を撮りました。

さて、お気づきでしょうか?

 

同じポップブッシュですが…葉の色がずいぶん違ってきていますね。

 ※もともと同じ園芸ショップで購入したもので、購入時期に1週間ほどの差はあったものの、
  ほぼ同じ色合いだった2本です。
  しかも、同じ園芸用土を使い、同じ肥料を与えて植え付けています。

並べてみましょう。
CIMG8494.JPG CIMG8493.JPG
左:自宅のもの        右:会社のもの

自宅のは、北西向きの玄関前にしばらく置いてありました。
会社のは、南東向きです。

やはり、日照の条件の違いで、葉の色合いにこれだけの差が出るのですね~。

 

CIMG8502.JPG
株元の寄せ植えにした花たちも、日当たりのよい会社の寄せ植えの方はぐんぐん育っています。

 

CIMG8501.JPG
一方、自宅のは…植えたときと変わっていないような…^^;

 

 

CIMG8512.JPG
こちらは日当たりのよい畑のブロッコリー。 実がつきました!

CIMG8600.JPG
同時に購入したブロッコリーの苗のうち一本を、庭のプランターに植えておいたもの。
実の付く気配は今のところありません…。ひょろひょろですし…。

我が家の庭は、南に面した場所に生えている隣家の木がどんどん育ってしまい、
年々日照が悪くなっています…。
このプランターには、1日1~2時間程度しか日が射していないと思われます…。

 

当たり前と言えばそれまでなのですが、
やはり植物にとって太陽の光がとても重要なものだということがよくわかりますね~。

 

CIMG8559.JPG
こちらは、北側道路に面した場所にハンギングされているオキザリスです。
オキザリスは日が当たらないと開かない性質のお花です。
もう数日間、この中途半端な状態でしたので…

CIMG8566.JPG
日のあたる場所に移動してみたのですが…

完全には開きませんでした。
やはり常日頃から射恒常的に日が射さないと、開花できないのかもしれませんね。

すべての植物に当てはまるわけではありませんが、やはり日の光がたくさん欲しいな~、
日当たりのよい庭が欲しいな~
特に、今頃の季節には、切実にそんなことを感じてしまうのでした。

 

 

さて、

近所の友人から、バナナをたくさんいただきました。

家族3人でいただいていたところ、切ない鳴き声を上げて寄ってくる白い影…。

(め):「食べる~?」

CIMG8601.JPG ([猫]):そりゃ~ないでしょう(-_-;)

(め):「食べないよね~!」

 


普通に食べると飽きるほどたくさん頂きましたので

CIMG8611.JPG
こういうことになりました。

 

バナナのパウンドケーキ、作っています。

刻んだローズマリー(生)とナツメグを入れて、一味違うバナナケーキにしてみようかと。

CIMG8613.JPG
ローズマリーを加えたところ。
刻んで、小さじ1杯程度のローズマリーとナツメグ少々を加えてみました。
最初はナツメグではなく、シナモンにするつもりでしたが…
お菓子にシナモンは当たり前すぎるので、あえて冒険してナツメグを…!

 

CIMG8616.JPG
火の通りの早い我が家のオーブン、
以前チョコレートケーキを作ったときに続き、また表面が焦げ気味…^^;
でも中の火の通り具合はちょうど良いようです。
表面のブツブツは刻んだクルミです。

CIMG8624.JPG
ローズマリー風味のバナナケーキの出来上がりです。

撮影用に切ったところに、息子君、ちょうど帰宅です。

  「なんだかいいにおいがするぞ!」

というわけで、急いで撮影を済ませると、即刻息子君の胃の中に収まったバナナケーキなのでした。

ちょっと大人の風味のバナナケーキになりました。

 

CIMG8627.JPG
[猫]「やっぱり僕のは無いのかにゃ~…」

なんだか目が真剣に切ないですね…^^;


 

 

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ピンクのストール*ハーブ染め* [ハーブ活用法]

CIMG8486.JPG
① さて、新年早々、めりっさは何を始めたのでしょうか?
 なんだかすっぱいにおいがします…。

 

CIMG8490.JPG
② 何かをつぶしていますね…。

 

CIMG8484.JPG
③ 別途、こんなものが用意されています。

 

 

ということは、当然
CIMG8491.JPG
④ こうなります!

 

もう数年前になりますが、収穫したラズベリーをジャムにするにも作業が間に合わないくらいの
大収穫の年がありました。
その年に、収穫したラズベリーの実で染物をしてみたい、と思いながら…

実行せずに数年が経過…。
染色用ラズベリーの実は、冷凍室で長い眠りについたのでした(笑)。
その冷凍室のラズベリーもさすがに邪魔になり、何度も処分対象となりながら、
その都度思い直しては、保存し続けてきました。

そのラズベリーが活用される日がやっと巡って来たのでした!!

 

ハーブの葉、もしくは地上部全体を使って染めるハーブ染めは、過去2回ほど記事にしましたが、

今回のように、木の実や花びらを使って赤や青系の色を抽出して染めるのは、
一般的なハーブ染めとはちょっと方法が違います。
酢酸を使って色素を取り出す「酢酸抽出」という手法になります。

 

酢酸抽出法に関しては、あまり詳しい資料がないため、手探り状態です。
以下の記述は、「今回はこんな風に染めてみた」というメモのようなものと思ってください。

<材料>
  絹のストール …… 32g
  ラズベリー  …… 150g(染める布の重さの3倍以上が目安)
  食酢  ……   約450g(布の重さの9倍が目安)
    ※( )内が通常の目安量ですが、今回は濃い目の色を出したいためラズベリーを多めに。
      それに伴い、食酢も多めにしてみました。

 以下、作業手順メモです。
  ① ラズベリーを不織布の袋に入れて鍋に入れ、食酢を加える。
  ② ラズベリーの実を潰しながら熱を加え、沸騰直前に火を止め、ラズベリーの袋を取り出す。
  ③ 染める布は、あらかじめ水洗いをし、そのまま湿った状態にしておく。
  ④ ②の荒熱が取れたところで布をいれ、再び火にかけ、弱火で沸騰させないように
    注意しながら、10分程煮る。
  ⑤そのまま半日程度漬け置きした後、流水でよくすすぎ、陰干しにする。

 

CIMG8521.JPG で、⑤の状態です。
まだ濡れているので、濃い目の色になっています。

 

*おまけ*
CIMG8517.JPG
②で取り出したラズベリーの袋を捨てる前にもうひと絞りして取り出した液で、
手元にあったタオル(台所用テーブル拭きとして使っていたものです…)も染めてみました。

  染色は、一般的に絹が一番染まりやすく、綿などはむしろ染まりにくい素材です。
  酢酸抽出では、綿がどの程度染まるのか
   …作業中とっさに思いついて、手近にあった布で実験してみました。

 

さて、乾いたらどんな色になったでしょう!

CIMG8540.JPG 
ラズベリー染めのストール、完成です。
  落ち着いた色合いになりましたね~。

 

CIMG8539.JPG 
布巾もきれいに染まっています。

後はどの程度実用に耐えられるか…

  通常の草木染めの場合、染めた後、半年程度は寝かせて
  色を定着させてから使用する方が、色褪せせずに長く使えるのですが、
  この酢酸抽出で染めた色は、あまり色もちが良くなく、実用的ではないと言われています。
  
  以前、同じ酢酸抽出法で赤じその色素を取り出して染めたことがありますが、その時も
  寝かせている間にすっかり色落ちしてしまった経験があります。

  なので、今回は寝かせずにどんどん日常的に使ってみようと思います。
  布巾の方は、頻繁な水洗いにどの程度耐えられるかの実験用です。

 

普段はピンクという色を身につけたり、インテリアに使うことが滅多にありません。
 (染めてみようと思いながら数年経過してしまったのも、
 染めたものを実際に使う機会がないのでは…
 と思うと、なんとなく一日伸ばしにしていた結果です…)

が、この機会に、ピンクのストール、ちょっと使ってみようと思います。

 

 ※過去のハーブ染めに関する記事は、
  サイドバー → のタグクラウドから 「ハーブ染め」 をクリックしてご覧ください!!

 

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タグ:ハーブ染め

タネまき&ハーブ料理の一日 [ハーブ活用法]

2008年10月4日(土)

400CIMG6980.jpg
毎度おなじみ、ミニバラ“グリーンアイス”の蕾です。
やはり秋バラだからでしょうか、春より1トーン濃い色合いです。
秋バラらしい落ち着きのある色合いが魅力的!

 

CIMG6986.JPG
秋のやわらかな朝日がまだ我が家の庭には届いていません。
朝日を待ちわびるメキシカンブッシュセージシュウメイギクです。

 

多忙な中、今週はやっと2日続きの休みが取れました。
よし、やるぞー!
CIMG6949.JPG
中断していた種まき。これで完了としましょうか…。
多分、ハーブ、花、野菜を取り混ぜて、12種類程は蒔いたでしょう。

 

CIMG6952.JPG
先に蒔いたパンジーは無事発芽しました。

今年は、チョコミントさんのパンジーの記事を読んで、
やはりパンジーの種はいったん冷蔵庫で冷やしておくべきと再認識。
8月下旬に買った種を野菜室で冷やしておきました。
やはり発芽率が良いようです!!
チョコミントさん、ありがとうございました♪

また、残暑が厳しくなかったことも発芽率が良かった要因かもしれませんね。

 

CIMG6953.JPG
実験です。
ルッコラのタネを縦方向2列にすじ蒔きしてありますが
左は今春自家採取したタネ(やや未熟だったように思います)を、
右は2006年に購入した古いタネを蒔いてみました。
発芽率にどのような違いが現れるか、観察できるといいな~と思っています。
(2006年モノ、古すぎて発芽しないということもあり得ますよね…)
さて、どんな結果が出るでしょうか…?

 

CIMG6957.JPG CIMG6959.JPG
こちらは春の忘れ形見?!
左:チャービルって書いてありますが、もちろんバジルです!
  チャービルを蒔いた鉢に生えてきたバジル。肝心のチャービルは虫と湿気のため消滅しました。
  そしてバジルも成長が止まったまま、秋を迎えてしまいました。
  今年はこんな風に、成長が止まったバジルが庭のあちこちに見られます。
  日照不足のせいでしょうか?
右:これはたぶんコリアンダーの芽。
  春に蒔いたコリアンダーも、チャービルと同様、自然消滅しましたが、
  春に発芽しなかったタネが今になって活動を開始したのでしょう。
  このところコリアンダーが育っていないので、1株でもいいから育ってほしいです。

 

来春の準備の種まきばかりに気を取られがちですが、秋はもちろん収穫の季節でもあります。

晴れた日の朝、
タイム、セージ、オレガノ、マジョラム、レモングラスなど、乾燥保存に向くハーブを収穫し、
さっと水洗いした後、小束にまとめて風通しの良い場所に吊るします。
多年草ですが冬に地上部が枯れるこれらのハーブは、冬に使う分をこのようにして確保します。
 (※オレガノは、乾燥させた方が香りが立ちますので、必ず乾燥させてから使います。)

その他のハーブも含めて収穫しました。
そして、収穫すれば使いたくもなるものです。

CIMG6961.JPG
とりあえず収穫したハーブいろいろを水洗いして、水気を拭き取ります。

CIMG6963.JPG
みじん切りにしたハーブにパン粉を加えます。

CIMG6964.JPG
鶏肉にたっぷりまぶします。今日は胸肉を使いました。

CIMG6967.JPG
たっぷり目のオリーブオイルで焼きます。
鶏胸肉のハーブパン粉焼きの完成です。

ハーブパン粉には、本来イタリアンパセリはぜひ加えたいところなのですが、
今年はセリ科のハーブ全滅のため、パセリ抜きのハーブパン粉焼きになってしまいました。
ハーブは1種類でもいいのですが、出来れば何種類かをブレンドして使ったほうが美味しくいただけると思います。

 

CIMG6977.JPG
もう一品はブルスケッタ
作り方は 昨年の9月1日の記事 をご覧ください。
 リンク先の記事は、その他のバジルを使った料理のレシピを記載していますよ!

 

 

CIMG6973.JPG
うわ~、せっかくのおいしい鶏肉を、どうしてあんな風に料理しちゃうんだろう?

CIMG6974.JPG
葉っぱのにおいがついてないヤツを食べたいにゃー…!

 

 

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緑の食卓! [ハーブ活用法]

2008年9月2日(火)

CIMG6637.JPG

畑のバジルに花穂がついてしまいました。
(ついでにカタツムリも…^^;)

実りの秋です!!

しかし、穂がつくと葉が固くなり、アクも強くなりますので、本来はこのように穂がつく前に
どんどん収穫しなきゃもったいないんですけど…。
と言うことで、撮影後には収穫して持ち帰りました。

バジルというとパスタ料理のイメージがありますが、
我が家ではちぎってオムレツに混ぜるのも好評です。
今日のバジルもとりあえず冷蔵庫に入れた後は、オムレツとなって、食卓に登場しました。
太陽の味のオムレツです[晴れ]

 

青ジソもどんどん育っていますので、薬味だけでは消費しきれません。
CIMG6626.JPG
畑で採れたもので作った“緑の食卓”です!
思いっきり一色の写真になってしまいました(笑)。
え~と、一応他にもおかずはありましたが…たいした物ではなかったので、
ここでは畑で収穫したものだけ…^^;

右上が青ジソの天ぷら、
左は先日来少しずつ収穫している枝豆
そして、手前がセージの天ぷらです。

この、青じそとセージの天ぷら、いずれも息子の好物なんです。
セージの天ぷらは、初めて食べる時はちょっと食べにくく感じる方もいらっしゃると思います。
ところが、何度か食べているうちに病みつきになる、不思議な美味しさなんですよ!

昔から“長寿のハーブ”と言われるほど、健康に良いといわれているセージですが
現在では、抗酸化作用抗菌作用が科学的にも証明されたとのこと。
肉料理との相性抜群のセージ、食卓にどんどん取り入れたいですね!

 

CIMG6632.JPG
うわぁ、こんなの食べられないよ…

  そうね~、ネコは葉っぱの天ぷらは食べなくてもいいんじゃない?(笑)

そうそう、モモタが2歳の誕生日を迎えました♪
と言っても、迷い猫だったモモタ、実際の誕生日は分からないのですが、
拾って獣医さんに連れて行った時に言われた推定月齢から換算して、
9月1日を誕生日ということにしています。

 モモちゃん、おめでとう!

ハイ、お誕生日には緑の天ぷらではなくて、シラスをたっぷり食べさせてあげましたよ☆

 

 

CIMG6647.JPG
この夏、ずっと咲いていたローズマリーの花。

 

CIMG6649.JPG
夏の庭を涼しげに演出してくれたカラミントのちいさな花。

 

CIMG6651.JPG
いつになく長く花を咲かせ続けているスペアミント

 

CIMG6641.JPG
春にニゲラが咲いていたプランター。レモンバームの近くに置いてあったんですね。
こぼれダネから発芽したレモンバームが育っています。
あ~、またレモンバームが増えちゃった…^^;
庭はレモンバーム(メリッサ)だらけです。

 

突然ですが、今日のここまでの記事で取り上げたに写真を載せたハーブには、
ある共通点があります。
さて、何でしょう?
※写真を載せたものだけなので、ニゲラは除きます

(mimimomoさん、ごめんなさい!私の書き方がはっきりしなかったですね。
追記させていただきました)
それから、枝豆はハーブではありませんので(笑)やはり除きます。


ヒントは、花の形がみんな似ている、ということかなぁ。

分かった方は、ぜひコメント欄に記入してくださいね~!!

 

 

CIMG6636.JPG
畑にはまた違う蝶が来ていました。ヤマトシジミでしょうか。

 

CIMG6617.JPG
こちらは近所の駐車場にて。
ど根性ユリ”と呼んであげてもいいかもしれませんね^^;

 

8月末は涼しい日が続きましたが、また暑さが戻ってきたようです。
庭のお花たちは季節がわからなくなりそうですね。

 

さて、またまたご報告です。
前記事の100記事突破に続き、一昨日、総アクセス数が100,000を突破しました!
ご訪問いただいている皆様に 感謝!!です(^^♪
いつもありがとうございます♪

 

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ラベンダー大研究☆ [ハーブ活用法]

2008年6月29(日)

CIMG6050.JPG
昨日の収穫です。

グロッソ・ラベンダーが花盛り、その下はこちらも花盛りのレモンタイム
ピンクのお花はコモンマロウ、そして青ジソトマト

 

CIMG6067.JPG
今年初のラベンダーバンドルズを作りました。

作り方は、昨年のラベンダーの記事 をご覧くださいネ!!

 

青ジソとトマトはそのままお昼のパスタの材料となって胃袋に吸収され、
レモンタイムはハーブバターとなり、今朝の食卓に乗りました。

CIMG6074s.jpg
葉を細かく刻んでバターと混ぜるだけ。簡単です~!
※生のハーブを混ぜていますので、日持ちはしません。2~3日で食べきれる量を作りましょう。

 

 

さて、6月17日の記事の「これは何でしょう?」の蕾が咲きました。

CIMG5804.JPG 6月17日の記事(撮影は6月13日)

CIMG5866.JPG CIMG5897.JPG
6月20日                 6月24日

CIMG6016.JPG 6月28日

正解はエキナセアでした~[晴れ]

インフルエンザをはじめとして、さまざまな薬効が注目されるハーブですが、
お花としても人気上昇中で、育てている方が最近増えているようですね。

 

さて、今日のブログの書き出しは、「グロッソ・ラベンダーが花盛りです。」でした。
ラベンダーにもさまざまな品種があるのは皆さんもうご存じのことと思いますが、
ラベンダーの品種について、少し詳しくまとめてみたいと思います。

ラベンダーの仲間は大別すると大きく4つのグループに分けられます。
 ① ラバンドゥラグループ
 ② ストエカスグループ
 ③ デンタータグループ
 ④ プテロストエカスグループ

①は、さらにこの中にも分類があって少々複雑になりますので、②から説明します。

②ストエカスグループ
CIMG4814.JPG
ストエカスラベンダー(別名 フレンチラベンダー)
 学名: L. stoechas
 原産地:カナリア諸島、アフリカ北部、スペイン~トルコ、中東地域
 特徴: 花の先端に苞葉がある。
      ほとんどの品種が半耐寒性(~-5℃)
      薬用や化粧用に利用される

  兎の耳のような苞葉が特徴的で、香りもすぐれたものが多いグループです。
 5月頃に開花するものが多いですね。
 なんとなく親しみやすいラベンダーです。

 ストエカスグループの中でよく知られる品種には、
   ストエカス・アボンビュー L. stoechas ‘Avonview’
    ペダンクラータラベンダー L. stoechas subsp ‘pedunculata’
 などがあげられます。すべて兎の耳の仲間ですよー!

③デンタータグループ
CIMG5842.JPG
デンタータラベンダー(別名 フリンジラベンダー)
 学名:L. dentata
  原産地:カナリア諸島、アフリカ北部、スペイン
 特徴:鋸歯のある緑の葉をもち、花穂が短い。非耐寒性。

 歯が並んだような形の葉っはが特徴です。
 花は春早い4月ごろから咲くことが多く、四季咲きになる場合もあります。
 香りの成分として利用されることはほとんどありません。

 ※デンタータラベンダーを「フレンチラベンダー」と呼んでいる場合が時々あるようです。
  その辺、混乱しやすいので、お気を付け下さい。

④プテロストエカスグループ
CIMG4818.JPG
プテロストエカス系ラベンダー
 原産地:カナリア諸島、アフリカ北部、ヨーロッパ南西部
 特徴:シダのような深い切れ込みのある葉が特徴。花は四季咲き性が強い。
     香りはほとんどなく、観賞用。非耐寒性。
     ※一口に非耐寒性と言っても、寒さへの適応力は様々で、私の家の例では、
      デンタータは軒下での越冬可能でしたが、こちらのプテロストエカス系は、
      軒下での越冬もできませんでした。より寒さに弱い品種と言えそうです。

 プテロストエカス系でよく知られる品種には
  ピナータラベンダー L. pinnata
   ムルチフィダラベンダー(別名ファーンラベンダー) L. multifida
 などがあります。

最後に①ラバンドゥラグループです。
ラバンドゥラグループにはさらに、
  スペインからギリシャまでの地中海沿岸地方に分布する
   ・コモンラベンダー系
   ・スパイクラベンダー系
   ・ウーリーラベンダー系

     と3つの系統(原種)があり、

   さらにコモン系の栽培品種
   そしてラバンディンなどの交配種
   などが含まれます。
 
 複雑ですね…。


・コモンラベンダー系(別名 イングリッシュラベンダー、トゥルーラベンダー)
CIMG4816.JPG
 学名:L. Angustifolia
  特徴:精油の原料となる、香りの優れた品種。
     花穂、花茎ともに短め。耐寒性。
     高温多湿に弱い。

 さらにコモンラベンダー(原種)をもとにした栽培品種
  ‘オカムラサキ’ ‘ロイヤルパープル’ ‘ヒドコート’ ‘コモンアルバ’ ……
 などがあり、それらも全てラバンドゥラグループに分類されます。
   *学名は、
        たとえば‘オカムラサキ’の場合 L. Angustifolia ‘Okamurasaki’
                  ‘ヒドコート’ なら L. Angustifolia ‘Hidocote’   というようになります。
   
 日本で栽培されているものは、本州では6月ごろ、有名な富良野では7月ごろに咲く、
 小さめの株で香りのよいものがほとんどここに分類されます。

・スパイクラベンダー
(すみません…画像ありません)
 学名:L. latifolia
  特徴:葉が灰緑色でやや幅広い。
     コモン系より花期が遅く、耐暑性が強い。
     香りはカンファー系が強い。

・ウーリーラベンダー
(こちらも画像なしです)
 学名:L. lanata
  特徴:全体に白い綿毛でおおわれている。
     カンファー臭があり、多湿に弱い。

そして、ラバンドゥラグループの最後になりました、
・ラバンディン系コモン系とスパイク系の交配種)
我が家のグロッソ・ラベンダーなどはこのグループに属します。
CIMG5873.JPG
学名:L. ×intermedia ‘Grrosso’
特徴:精油分が多く香りが強い。
    暑さに強く、日本でも栽培しやすい。
    花茎は長く、3本にわかれる。花穂も長く、ボリュームがある。
    開花時期はコモン系よりやや遅い。

CIMG6044.JPG
株全体はこんなボリュームです!
一番高いところは私のみぞおちあたりまでありました。1メートル以上はありますね!

ラバンディン系は他に
 スーパー L. ×intermedia ‘Super’
 
プロヴァンス  L. ×intermedia ‘Provance’
などの品種が良く知られています。

 

大変長くなりましたが、
自分自身の頭の整理を兼ねて、以上、ラベンダーの分類について、まとめてみました。

 

CIMG6072.JPG あのさぁー、
今日のめりっさのブログ、長くてマニアックで、誰も読んでくれないんじゃない?

僕も眠くなっちゃったしさー(モ)

 

  お言葉ですが、眠くなるのはラベンダーの香りの効果なのよ
  それに、めりっさは一応ハーブインストラクターだからね!!
  たまには気合いの入った記事も書かなくちゃ!!(め)


  


 

 
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雨の日はジャム作り [ハーブ活用法]

2008年6月6日(金)

今年の関東地方は、近年には珍しく、早い梅雨を迎えました。
5月の雨の多い気候のまま、梅雨に移行してしまったような…
ちょっと青空不足感が否めませんが。

  さて、今日の記事は、先週だったか今週だったか…ある雨の日の日記です。
  今日はせっかくのいいお天気でしたのに、雨の日の話題でスミマセン。

 

庭や畑でいろいろ育てるようになってからは、この時期になると
晴耕雨読 という言葉をよく思い浮かべます。

晴耕雨読
晴れた日には田畑をたがやし、雨の日には家で読書すること。悠々自適の生活にいう。

こういう暮らしが悠々自適かどうかというところにも疑問もありますが…(笑)

最近では、この言葉を作ったのはきっと男性だろうな~、なんて思うようになりました。
だって、雨だからといって読書…というわけには、なかなかいかないのが実情です…^^;

そう、雨の日は、家の中での仕事がいろいろと、私を待ち受けているのです!

まずやらねばならないのが…

CIMG5481.JPG
畑で採れたこのイチゴをどうにかすること!

 このまま置いておくと、冷蔵庫の野菜室の中で存在を主張し過ぎてるし
 イチゴってたくさんあるとありがたみが減るのか(-_-;) 家族は意外と食べません。

 

CIMG5072.JPG
せっかくの大収穫だったんですけどね…。

 そんなわけですから、イチゴたちには変身していただくことにします!

じつは、イチゴジャムを作るの、初めてなのです…。
 ラズベリーとかキウィとかルバーブとか、あまり市販されてないジャム作りは今までやっていたのですが、
 イチゴは一般的過ぎてやる気にならなかったという…アマノジャクです。 

ということで、作り方を調べて、いざ、イチゴジャム作りの開始です。

CIMG5487.JPG
◇用意したもの◇
ヘタを取ったイチゴ … 500g
グラニュー糖 … 250g
レモン汁 … 1/2個分
そして、煮沸消毒したビン(リユース品)です。

 砂糖の量は、イチゴの30~70パーセントが目安になります。
 保存性を高めたい場合は多目にしましょう。
 今回は、最も一般的な50%で作ってみることにしました。


CIMG5490.JPG
ホーローまたはステンレスの鍋にイチゴを入れ、グラニュー糖とレモン汁を上からかけて
蓋をして待つこと2時間から半日程度…

 

CIMG5497.JPG
寝かせておくだけで、汗だくになったイチゴちゃん。
※写真はたっぷり半日寝かせました。もしかしたら、汗をかかせすぎたかもしれません。

 

CIMG5498.JPG
中火で煮詰めていきます。
アク、どんどん出てきます。面倒がらずにどんどんアクをすくって捨てましょう!

 

CIMG5500.JPG
30分ほど煮詰めたところです。
スプーンなどですくってみて、まだちょっと柔らかすぎるかな?と感じる位がちょうどいいところです。
(完成品を冷やすと、熱い時より固くなります)

我が家では、ヨーグルトソースとして使うことが多いので、煮詰め具合はこの程度でよさそう…。
パンに塗る場合、もう少し煮詰めたほうがいいでしょうね。
イチゴの形もそのまま残すタイプのジャムにしました。

 

CIMG5501.JPG
完成したら、手早くビンに詰めます。

なぜビンが逆立ちしているか… じつはここからが、保存食としてのジャム作りの
重要なポイントになりますよー。

ビンは前述のように、ジャムを詰める前に煮沸消毒をしてよく乾かしておきますが、
長期保存をする場合、これだけでは消毒が不完全で傷みやすくなります。

そこで、脱気殺菌倒立放冷を行います。
①ビンにジャムを詰めたら、軽く蓋をして、蒸気の上がった蒸し器で20分程度加熱します。
 ジャムの中心まで同じ温度になるよう熱することが重要です。
②蒸し器から取り出してしっかり蓋を閉め、30分ほど逆さにしておきます。
 こうすることによって、ビンの中の空気も殺菌されます。

このようにしっかり殺菌しておけば、蓋さえ開けなければ、長期保存が可能になります。
(1年くらいは大丈夫だそうです。)
保存の際、極端な高温や直射日光はもちろんNGです。
一度蓋を開けたら、10日から2週間程度で食べきってくださいネ。

 

こんなにしっかりと殺菌しましたが、

CIMG5594.JPG
翌朝には早速いただきました♪

お味は
すっごく濃厚なイチゴ味です。

最近の市販品はほとんどが甘さ控えめになっていますので、その味に慣れた舌には
かなり甘く感じるかもしれませんが、
おいしいですよー!!

これは家族にも大好評でしたー♪

 

  以下の記事、6月7日(土)のAM5:40頃差し替えました。
  それまでに見に来てくださった方、特にコメントくださった方、本当にごめんなさい。
  じつは、写真が美しくないな~と思いながら妥協してUPしてしまったのですが、
  改めて見直してみると、ますます気に入らなくなってしまいまして…。

  特に多夢様…わざわざ教えていただいたのに、本当にごめんなさい!!

 

雨がやんでいる間に、畑の偵察&ちょっとお散歩です。

春先に通っていた近所の公園、久しぶりに行ってみました。
ここにも小さなハーブコーナーがあります。
ラベンダーが早くも花盛りです。

CIMG5631.JPG
紫色のラベンダー、そして手前はタイム、奥がペインティッドセージです。

CIMG5633.JPG
おなじみのワイルドストロベリーも!

CIMG5637.JPG CIMG5632.JPG

 

 

私の畑のラベンダーは

CIMG5622.JPG
花茎が長く伸びて咲く “グロッソ” という品種のラベンダー。
花茎を伸ばして開花準備中です!

 

 

ジャムって何だ~? ラベンダーって美味しいの~?
CIMG5435.JPG 

モモタ君はのまネコくわえて移動中! 

写真もモモタもボケてます^^;




 

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ハーブティー&ハーブ染め [ハーブ活用法]

 

お正月に飾った切花は、痛んだものから処分して残り少なくなってきました。
その中で、アルストロメリアはまだなんとか元気です。
まとめて試験管風の花瓶に活け直しました。

 

このところちょっとオーバーワーク(?)で心身ともに疲れ気味…

主婦業と母親業と会社勤め(パートだけど)とハーブ講師…
一つ一つは余裕を持ってこなせる程度の仕事量だけど
4つまとまると結構大変だったりする。
パートとはいえ、会社勤めは年数を重ねれば責任も徐々に重くなるし…

あと、庭・畑仕事とブログも…(笑)

 

今朝は初雪だったみたい。
降っているところは見なかったけど、隣の屋根に雪がうっすらと積もっている。

 

 

その後、穏やかな快晴。

  

会社が休みのこんな日は、冬とはいえ、畑仕事をしたいんだけど…(冬でもやることはいろいろありまして…)

 

気力が湧いてこない・・・

 

で、陽のあたるリビングでぬくぬくと編み物。

穏やかに晴れた日に、おうちでぬくぬくしてるのって幸せ…
忙しくて手仕事が出来ない日々が続くと、時々手仕事禁断症状が現れる。

 

 

 昨夜からこんなの編んでいた。

 

コースターのはず…でもなんだか違うんだよね~。
色合いも、大きさも(デカッ!)。

あっ! いいもの思い出した!! ピカッ

 

 

 何年か前、ハーブで染めた中細の毛糸。
使い道がなくて、染めたまま放置してたんだ。
もはや何で染めたか思い出せない(メモつけといたはずだけど、紛失してる…)
多分、薄いほうがチェリーセージ。もしかしたらミントかな?
濃いほうはタンジー? 
媒染はミョウバン。これはおそらく間違いない


 

早速また“あみあみ”していく。

 

 

 

 

今度はコースターらしい大きさと厚みになりました。

とりあえず、大小あわせて4つ完成。

 

やっぱりインテリア小物はナチュラルカラーの方がいいな!
黄色い毛糸はあみねこさん用にとっておきましょう。

 

 

さて、ティータイムですよ~。

 

ねっ、コースター、ちょうどいい大きさに出来てるでしょ!
大きすぎた白は、ティーポット用のマットになってるし。

 

今日のハーブティーに使ったハーブは

 

上から時計回りに
エルダーフラワー、ブルーマロウ(コモンマロウ)、ジャーマンカモミール、ローズヒップ
です。

ここにネトルも加えた5種類のハーブの中から3種類程度をブレンドしたものを、
秋ごろからずっと、少なくとも1日1杯は飲んでいます。
そのおかげでしょうか? この冬は風邪の巣窟で暮らしていながら、
今のところまだ風邪知らずです。

 

 

 

ベランダの寄せ植えの写真など撮っていると、例によって白い物体乱入。

 

この白い物体、

こんな顔になっています。
皆さんのPCが汚れているわけではありません。
黄色い眉毛付きです。
1枚目の写真のアルストロメリアにちょっかいを出した結果です…。

その上、身体からは醤油系タレのニオイが…
昨日、煮豚を縛っていたタコ糸を台所の三角コーナーに捨てておいたところ、
三角コーナーから拾ってきて、そのタコ糸で遊んでいるうちに身体に巻きついて…。
その後、おいしそうに毛づくろいをしていたのは言うまでもありません。
白ブタになっちゃうよ…!

 

 
窓辺の花の撮影にも律儀に乱入してきて、ちゃんとポーズを取ってくれるモモタ。
自分がブログネタになっていると知ってのことか…!?

 

  ※ハーブ染めに関しては、拙ブログ過去記事
   
http://blog.so-net.ne.jp/my-herb-diary/2007-10-17
   こちらもぜひご覧くださいネ♪

 


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