SSブログ

箱根湿生花園Ⅲ [山野草・雑草・自然観察]

P9194050.JPG

9/19の箱根湿生花園の続きです。写真が賞味期限切れになりそうですね…^^;

 

22アケボノソウ.JPG

いろはさん、前記事にコメントいただいたアケボノソウです~!

 

23アケボノソウ.JPG

こぎんさんが愛してやまなかったお花の一つ…。
そしてこぎんさんを愛する者たちにとって忘れられない花の一つですね。

これもまたボケッとした写真しか撮れなかったのが悔しいです。

アケボノソウ(リンドウ科センブリ属)

 

 

26ミゾソバ.JPG

サクラタデの近くからポツポツと姿を見せていたミゾソバ(タデ科イヌタデ属)
この辺でちょっとした群生状態。

イヌタデ属の花って良く見るとホントかわいいんですよね~。
どこにでも咲いているような平凡な花なのですけど、野山の花の観察を続けるうちに
どんどん好きになっていくお花です。

 

P9194059.JPG

ヤマトリカブト(キンポウゲ科トリカブト属

「トリカブト」というと「毒草」としてのイメージが強いですね。
それもそのはず、この根は植物界で最も強力な神経毒だそうです。
根だけでなく、全草に毒性があります。
現在でも漢方では処方されることもありますが、もちろん素人の判断で使用するのは厳禁です!

 

27ジャコウソウ.JPG

これは、いろはさんの記事で名前が分かりました。ジャコウソウ(シソ科ジャコウソウ属)です。

写真だと大きさが分かりにくいのですが、前のアケボノソウやイヌタデなどと比べると
かなり大きなお花です。

 

28キレンゲショウマ.JPG

こちらもしっかりとした大きなお花でキレンゲショウマ(ユキノシタ科キレンゲショウマ属

ここ箱根湿生花園や日光植物園などではたくさん見られますが、
絶滅危惧Ⅱ類(絶滅の危惧が増大している種)に指定されています。


もう少し手前の方にはレンゲショウマもありましたが、残念ながらちょうど花が終わったところでした。

 

29ハギ.JPG

ヤマハギ(マメ科ハギ属

入り口付近にも咲いていましたが、なんとなく撮りそびれてここまで来てしまいました。

 

25キツリフネ.JPG

葉っぱの陰に隠れてしまっていますが、キツリフネ(ツリフネソウ科ツリフネソウ属)です。

奥にはツリフネ草も咲いています。

 

30キンミズヒキ.JPG

キンミズヒキ(バラ科キンミズヒキ属)

 

31マルバフジバカマ.JPG

マルバフジバカマ(キク科ヒヨドリバナ属? アゲラティナ属との説もあり)

 

今回、花の名前に科名だけでなく属名も入れてみました。

というのも、シソ科やキク科の花はその数が大変多いので、科名の表記だけでは物足りなく感じてしまったためです。
属まで調べると、同じ科の中でもどの花が近い性質をもったものなのかが分かりますし、「なるほど~」と納得することもいろいろありました。

が、花の名前を調べるだけでも四苦八苦している私が、属名まで調べるのはなかなか大変な作業になってしまいました…^^;

次記事からは、たぶん属名表記は、自分が特に関心を持って調べた物以外はなくなる…かもしれません。

それから、前記事で「セキヤノアキチョウジ」としたのは別の花のようです。
先日、他の公園で本当の「セキヤノアキチョウジ」の花を見ましたので、そちらはまた近日中にアップしたいと思います。
大変失礼しました…。

最後は下手な花写真を並べただけになってしまいましたが、これで(やっと…)箱根湿生花園の記事を終わります。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました~♪ 

 

にほんブログ村のランキングに参加しています。

    もし記事を楽しんでいただけましたら、どちらか片方をポチッと応援クリックしていただけると嬉しいです。

にほんブログ村 花ブログ ハーブ園芸へ にほんブログ村 花ブログへ

 

 


nice!(37)  コメント(8)  トラックバック(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 37

コメント 8

チョコミント

アケボノソウは小さくて模様も可愛いですよね!
ヤマトリカブトは実物を見たことがないですが、
見た感じが、いかにも毒がありそうですねぇ~(笑)
毒と薬は似たところがあるけれど・・・

>なんとなく撮りそびれてここまで来てしまいました
ヤマハギを撮りそびれる気持ち分かりますよ。
ハギは何となく通り過ぎる感じになりますねぇ~(笑)
by チョコミント (2011-10-13 06:13) 

mimimomo

こんにちは^^
野原にある吾亦紅。そんな風景大好きです。いかにも秋らしいですよね。
キレンゲショウマは四国まで見に行きたいと思っていますが、
ここでも見られると思うと決心が鈍りそう^^
セキヤノアキチョウジはアキチョウジと間違えやすいですが、
ガクと花柄が一番見分けやすいようです。
先日のは花柄が長いのでセキヤノアキチョウジでいいと思いましたが、
ただガクの先が見えないので《セキヤノアキチョウジはガクの先が尖っている》はっきりとは言えないですね~
by mimimomo (2011-10-13 11:34) 

kuwachan

こんにちは。
アケボノソウ、可愛らしいですね。
実物を是非見てみたいです。
湿生花園に行けば見られるのですが、
本当はどの辺りで見られるものなのでしょうか?

by kuwachan (2011-10-13 13:01) 

いろは

こんにちは^^
アケボノソウ、やはりありましたか...
私は見つけることが出来ませんでしたので、とても残念です。
本当に素敵なお花ですね〜♪
めりっささんらしい素敵なお写真だと思います♪
私は一眼ではなく、コンデジで撮りましたので...
出かけるときは、いつもコンデジです(^^;
by いろは (2011-10-13 15:11) 

ゴーパ1号

葉っぱの緑色が、落ち着いていていいですね。
by ゴーパ1号 (2011-10-13 15:36) 

ララアント

アケボノソウって可愛らしくて 好きなお花の一つに
なりそうです。。。
いつの日か 何処かで「見つけられたらいいなぁ~」と。
一枚目の写真・・・吾亦紅とススキ そして森 その後ろの
山の稜線・・・素敵な写真ですね!!
私も いつの季節かに又 行ってみたいと思いました。

by ララアント (2011-10-13 22:19) 

めりっさ

■チョコミント様
アケボノソウは地味目ですが、見れば見るほどいとおしくなるようなお花ですね。
ヤマトリカブトは本当に異彩を放っているような雰囲気がありました。毒々しいという言葉がまさにぴったり…。

■mimimomo様
ススキやワレモコウの風景には何か郷愁のようなものを感じますね。
四国のキレンゲショウマは自生しているところなのでしょうか? 欲を言えば野の花は自生地で見たいですものね。
セキヤノアキチョウジの件、ありがとうございます。なんだか全くわけがわからなくなりそうです…^^;
引き続き検討(?)してみますね(^^ゞ

by めりっさ (2011-10-14 16:48) 

めりっさ

■kuwachan様
アケボノソウはもともとはそんなに珍しいお花ではなかったみたいで、「北海道から九州の湿生草原で見られる」となっているのです。花期は9~10月です。たぶん近年は絶対数が減っているのでしょうね。

■いろは様
箱根に行ったのは、まだまだこぎんさんショックを強く引きずっていた頃でしたからね~、アケボノソウを見つけた時はホントに嬉しくて叫んでしまいましたよ~(笑)
木道の方にせり出すような姿で咲いていましたから、いろはさんがいらした時にはまだ花が咲いてなかったのかもしれませんね。
私も旅行のときのカメラはオリンパスのPEN(EP-1)です。画質も大きさも一眼とコンデジの中間な感じなので持ち運びは便利なのです。

■ゴーパ1号様
緑の発色はカメラによってずいぶん違いますね。最近のカメラは明るすぎるものが多いような気がしていますが、私のカメラはいい感じの色になってくれてます。

■ララアント様
アケボノソウ、湿原などではもともとはそんなに珍しいお花ではないみたいなのですが、きっと数が減っているのでしょうね。
箱根は観光地のイメージが強かったのですが、今回こんなワレモコウとススキの風景を堪能することができて、箱根のイメージも変わりました。
私もまた行ってみたいです。
by めりっさ (2011-10-14 17:00) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0