戦場ヶ原から小田代ヶ原へ [山野草・雑草・自然観察]
2009年9月16日(水)
8月下旬の奥日光紀行、今日で最後になります。
湿原の中の木道を歩いていると、コース略図は持っていても、自分がどの辺を歩いているのかだんだん分からなくなってきますので、「青木橋」を第一の目印に歩いており、
それらしき橋が見えてきました。
渡りながら川を覗きこむと…
バイカモ…のようです。
……この日のカメラはこれが精一杯でした。
昨日湯川周辺でも見たミゾソバ…。こちらの方が小さく咲いていて、可憐な感じでした。
(小さい写真はクリックで拡大できます)
キツリフネとのコラボ…これもミゾソバ?
アキノウナギツカミかママコノシリヌグイのようにも見えます。
注)アキノウナギツカミとかママコノシリヌグイって何?
と思っている方がもしかしていらっしゃるかも…。
これも植物の名前なんですよー!!
結局上の2枚も含めて、それぞれの名前に自信が持てないままアップしてますが…^^;
サクラタデ 写真、ボケちゃいました…。
タデ科のお花の地味なかわいらしさって、子どもの頃から大好きなのでした。
さて、ミズナラの林を通り抜け、いよいよ小田代ヶ原へと向かいます。
小田代ヶ原は鹿による植物の食害がひどかったため、1998年にこのような電気柵を設け
鹿の食害から植物を守っています。
(上の写真は、帰りがけに別な場所で撮ったものなのですが、
戦場ヶ原から小田代ヶ原への入り口も、同じ形の回転扉を通りましたので。)
小田代ヶ原は、戦場ヶ原よりさらに乾燥が進み、湿原というよりは草原の風情です。
草花やいくつかの白樺林などを見ながら進むうちに…
遠くに見えてきた一本の白樺の木。
これが、かの「貴婦人」に違いありません!!
いったい誰が呼び始めたのでしょう?
この一本の白樺の木は「貴婦人」と呼ばれ
朝もやの中に立つこの木を撮影するために、大勢のカメラマンが
夜明けの小田代ヶ原を目指すのだそうです。
貴婦人と草紅葉
8月ですが、草原では草紅葉も始まっていました。
小田代ヶ原の草紅葉は、色が帯状に混ざり合います。
土地のわずかな高低や土壌の質の違いにより、植物の種類が異なるため、
このような色の帯が生まれるのだそうです。
遠目に見ても、ピンクはホザキシモツケの色であろうと見当がつきます。
ワレモコウもまだ少し残っていました。
小田代ヶ原の展望台(といっても高い展望台があるわけではありません。)に到着です。
ちなみに、私たち一行は戦場ヶ原からここまで歩いてきたわけですが、
このすぐ近くがハイブリッドバスの小田代ヶ原のバス停になっていますので、
バスに乗ればここまで一気に来ることが出来ます。
早朝のバスでここに来て朝もやの中の貴婦人の撮影をし、それから
戦場ヶ原に向かって歩く人も多いと思います。
鹿よけの柵の上にサル発見!
横を通るバスの中の人たちを、のんびり毛づくろいしながら眺めていました。
あっ、ハズカシイところを見られてしまった…
ちょっと恥じらいモードのサル君でした。
ハイブリッドバスは国道を以外の区間はどこでも乗り降り自由ですので、
バスを待つ間ものんびり歩いていたところ、
ソバナ発見。
そしてまたしても気になるタネ…。
葉っぱの形がなんとなくHEIJIさん好みのお花っぽい気がしました…。
(HEIJIさん、勝手に名前を出してすみませんっ^^;)
その隣には…
私より先にこの花を撮影していた方がいらっしゃったので、花の名前をご存じか尋ねると、
「“ジイソブ”と“バアソブ”というお花があって、そのどちらか」と教えてくださいました。
ジイソブ=ツルニンジンのお花のようですね。
ハイブリッドバスは「わたすげ号」だと思っていましたが、
私たちが待っていたところに来たのは、こちら「のあざみ号」でした。
で、スタート地点の赤沼車庫まで…。
今まで知らなかったいろいろなお花に巡り合えた2日間でした。
(三本松の戦場ヶ原展望台より)
戦場ヶ原、サヨナラー! また来るね~!!
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戦場ヶ原! [山野草・雑草・自然観察]
2009年9月12日(土)
8月下旬の日光旅行の記事、
やっと戦場ヶ原の様子をお伝えするところまでたどり着きました…^^;
ホザキシモツケ最盛期の戦場ヶ原です。
クマ出没のイラストがなんだかかわいい案内図。
「この絵はヒグマじゃないか!」とはオットの弁。
いえいえ、あまり茶化していちゃいけませんね。実際目撃情報は多いようです。
道中、しっかりクマよけの鈴をつけたハイカーさんもいらっしゃいました。
歩くコースはそれなりに下調べもして、
北関東の山野を知りつくす男、カズさんにも事前にアドバイスをいただき…
歩きに自信のない私が、戦場ヶ原→小田代ヶ原を楽しむためのベストなコースはこれ!
との結論に達したのが、オレンジで矢印をつけたこのコースです。
赤沼車庫に車を駐車し、湯川沿いの戦場ヶ原自然探究路をしばらく歩きます。
青木橋を過ぎた分岐点で左に折れ、小田代ヶ原を目指します。
小田代原の展望台(図のwcのところ)から帰りはハイブリッドバス(赤の破線)で…。
赤沼車庫から少しの間、前後して歩いていた団体の方たち。
多分ボランティアなのでしょう。ゴミを拾いながら歩いていました。
感謝です!
お話をうかがう機会を狙っていたのですが、写真を撮っているうちにどんどん先に行かれてしまいました。
ややうす暗い木立の下、まずはキツリフネに出迎えられました。
自然探究路の木道はしばらくこの湯川を見ながら続きます。
前日に引き続き、この日も釣り人がたくさんいましたよー。
(やっぱりブラピはいないけど…)
背の高い木々の下にはこのキク科の白い花…
シロヨメナ
ゴマナとかユウガギクとかカントウヨメナとか白花のノコンギクとか…
他にも似たようなお花がたくさんありますが、葉形から判断してシロヨメナだと思われます。
日当たりの良い明るい場所には
冒頭でも紹介した、ホザキシモツケが咲き誇ります。
この写真の花は咲き始めたばかりの初々しいさが漂いますね。
名前のわからない、ちょっと気になったお花。
花も終わりで状態が悪いのですが……
追記 記事をアップしてから、カズさんのブログをまた拝見してきたところ…
トモエシオガマではないかと思われます。
木道の真ん中に顔をのぞかせていたハクサンフウロ。
ちなみにこちらはずっと先に進んでから見かけたもの。
フウロ属にもいろいろありますが、両方ハクサンフウロで合ってるでしょうか?
上の写真のは、茎も葉っぱもちょっとずんぐりした印象がありますが…。
やっと花期を迎え始めたアケボノソウや
エゾリンドウの花。
アケボノソウとエゾリンドウは、この日のコース中、見られたのはここだけでした。
前方の木道に這いつくばって写真を撮る人の姿を発見。
何気ないふりをしながら急接近してみると
蝶の撮影に夢中だったのでした。
(蝶の写真はクリックで拡大します!)
オブジェのような倒木や
倒れてなおそこからまた新しい命をはぐくむ大木の姿。
視界が開けた場所では、白樺やカラマツが見られますが…
今でこそ保護されるべき貴重な自然と考えられている湿原ですが、
かつて湿原は役に立たない無用の土地と考えられていた時期がありました。
その頃、戦場ヶ原の水を排水し、カラマツの植林が行われました。
カラマツはその頃の名残であり、
当時作られた排水溝も完全に流れを止めることはできす、
今でも戦場ヶ原の乾燥化の一因となっているのだそうです。
自然に対する考え方は、時代によって大きく変わってきたのですね。
そろそろ青木橋が近づいてきました。
次記事に続きます…。
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日光植物園から奥日光へ [山野草・雑草・自然観察]
2009年9月6日(日)
8月22日撮影、日光植物園のお花、続きます。
こちらも謎のつぼみ…と思いながら撮ってきたのですが、よく見ると上の方から開花していました。
モミジガサかな と思います。
こちらはノブキが花から種に変身中の姿かな?…と。
8月の後半でしたが、もうホトトギスが咲いていました。
この写真を撮って帰ってきたら、ちょうどmimimomoさんがご自身のブログで
ホトトギスの種類の説明をしてくださっていました。
茎に毛が生えているのはヤマジノホトトギス、
毛が生えていないのはヤマホトトギスとのことでしたので…
さっそく写真を拡大してみると、これも茎に毛が生えています。ヤマジノホトトギスですね!
こうして、いろんなお花に巡り合えた日光植物園を後にしたのですが…
ここでちょっと失敗をやらかしました。
植物園内は大きな木に覆われ、かなり暗いところもあり、途中、真っ暗な写真が
とれてしまったものですから、そこでカメラのisoを800に設定したのです。
そして、そのことはすっかり忘れて…
そのままの設定のカメラで、午前中より陽が射してきた奥日光へ……。
「どうしても明るいところが色飛びしてしまう」と悩みながら、
露出補正やらシャッタースピードやらをいじって…isoは800のまま
苦労して撮影していたのです。
なぜisoのことを思い出さなかったのでしょうか…(-_-;)
実は、この旅行の際、いつものデジイチが故障中で、他のコンデジを使っていました。
(画像の違いに気付いてくださった方も、もしかしたらいらっしゃったでしょうか?!)
馴れないカメラに悪戦苦闘…その挙句の痛恨の?ミスでした。
そんなわけで、
本日の記事後半は、明るい戸外で意味もなくiso800で撮影した写真が続きます^^;
いろは坂途中の展望台にて。
虫嫌いの息子が冗談で出した指にトンボがとまってしまいました。
この後、トンボがなかなか飛び立たないので、どうしたらいいのか分からなくなった息子、
軽くパニクってました^^;
途中の観光スポットを一気に通り過ぎ、奥日光の日光湯元ビジターセンターへ。
そして、成り行きで、そのまま湯ノ湖の周囲を一周歩いてしまいました。
静かなたたずまいの湯ノ湖。
左端に、フライフィッシングをする釣り人の姿が見られます。
こういう光景を見ると、ブラッド・ピットのような人がフライフィッシングをしていないか
つい探してしまいます。
「リバーランズスルーイット」…ご覧になりましたか?(古いですけど…^^;)
フライフィッシングをする若きブラピと、穏やかな川の風景が溶け合って
夢のように美しい映像の映画でした…。
残念ながら、湯ノ湖では、比較的ご年配の釣り人が多かったです…(笑)。
湖の水の色は申し分なく美しいです…。
湖の周りを約半周した辺りがちょうど湯滝の落ち口です。
下手な写真ですが、湯滝の水が落ちていくところ。
湖周囲で見つけた気になるタネ。
夏ももうじき終わり…秋といえば赤い実、ですね!
実りの季節がやってきます。
ミゾソバ…でしょうか。
こういう素朴なお花は和みますねー。
レストハウスでご当地ポテチをゲットして…
明日は戦場ヶ原方面です。
が、その前に、最近すっかり出番の少ない2ニャンズ…
元気です~!
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晩夏の花々【日光植物園②】 [山野草・雑草・自然観察]
2009年8月30日(日)
日光植物園8月末の花々、一挙公開です!
まず1枚目、キク科ながら花が穂状に並び、どこか迫力のあるオタカラコウ。
この日の天気は、ときどき陽が指す明るめの曇り…といった感じでした。
木々の幹には苔も生えて、湿気の多い環境であることを感じさせます。
都市部では、アジサイの季節はとうに過ぎましたが、
ここ日光では、自然な風合いのアジサイがところどころで見られました。
中央に球状の苞のようなものが見られるアジサイです。 タマアジサイ…でしょうか?
なかなか個性的なアジサイですね。
タマアジサイ、日本固有種だそうです。
可憐なピンクの花はツルボ。
なんとなく蘭の仲間のようなイメージを受けましたが、ユリ科の花だそうです。
株全体が写った写真がないのですが、全体の姿は、そういえばムスカリ(ユリ科)と良く似ています。
これから次々と開花することでしょう。
ここは大学の研究施設なので、学名も表記された植物の名札が
このようにしっかりつけられているのですが…
予備知識がないと、
今の季節には姿が見えない別のお花の名札だったりすることもあるのですよね…^^;
また、すべてのお花に名札が付いているわけではありませんから、
写真を撮って帰ってきて、花の名前を調べるのに四苦八苦していました。
上の写真のつぼみはサラシナショウマで間違いないか…とか
トンボが止まっているこのつぼみも、同じサラシナショウマかな?とか…
一見平凡そうなお花なのですが、名前の特定に一番手間取ったのがこのお花。
図鑑をひいたり検索したり…
多分「ヤマトラノオ」だろう…と結論づけてアップしようとした時にふと気付いたんです。
あ、日光植物園のHPに載っているんじゃない?って…。
気付くの、遅いです…^^;
で、このお花はセイヨウトラノオのようです。
似たようなお花に「クガイソウ」がありますが、
クガイソウは葉が輪生、ヤマトラノオやセイヨウトラノオは対性だということです。
アザミも、想像していた以上に沢山の種類があることを知りました。
アザミは花の見ごろを過ぎて茶色くなってしまっているものが多かったですが、
きれいに咲いていたほとんど唯一のお花です。
何アザミでしょうか?
川辺には、妙に気になる大きなつぼみ? 実だったりして…?
「植物園」という名ではありますが、ここ日光植物園は、
自然の山の中を歩いているような気分になるところです。
赤い屋根の実験室とその周囲の芝生の庭辺りは普通の民家の雰囲気です。
この芝生広場の周囲と、水芭蕉群生地付近の
木陰にならない明るい場所には、こんなお花たちが…
※小さい写真はクリックで拡大します。
サワギキョウ
ミソハギにはセセリチョウが。
もう少し写真がありますので、次回に続きます。
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レンゲショウマ【日光植物園】 [山野草・雑草・自然観察]
2009年8月26日(水)
ご無沙汰いたしました。
秋の気配が日に日に濃くなってきた今日この頃ですが、
皆様、充実した夏をお過ごしでしたでしょうか?
私は、この夏はなにかと忙しく、旅行も出来ずに終わるかと諦めつつあったのですが、
8月の半ば過ぎ…夫が突然旅行に行こうと言い出したので、
これ幸いと、行き先は日光が良いと主張し、まんまと日光旅行の運びとなりました(笑)。
今回日光でぜひ見たかったものの一つが、冒頭の写真のレンゲショウマでした。
レンゲショウマ(蓮華升麻)
学名:Anemonopsis macrophylla
分類:キンポウゲ科 レンゲショウマ属 多年草 (日本特産の1属1種の花)
花茎の下部に茎葉と根出葉がある。
葉は二-四回三出複葉で、小葉は卵形、あらい鋸歯を持つ。
高さは80センチ程度となり、丸い蕾をつける。
赤みを帯びた光沢のある薄紫の上品で気品あふれる花が、様々な方向を向いて咲く。
花の直径は4センチほど。萼も花弁も共に花弁状に見える。
萼は花弁状で平らに開き、花弁は抱えるように咲くため、一見では二段構えに花弁が
並んでいるように見える。
本州(東北地方南部~近畿地方)の太平洋岸の温帯域に分布し、
山地から深山のかけての湿り気のある林下に生える。 (Wikipediaより)
昨年、mimimomoさんのブログで初めて知ったこのお花にすっかり魅了され、
ぜひ実物を見たいと思っていたのです。
レンゲショウマは、晩夏の御岳山を飾るお花として知られているようですが、
今回私が見に行ったのは、こちら、日光植物園です。
ここは「日光植物園」の名前で知られていますが、正式名称は
「東京大学大学院理学系研究科附属植物園日光分園」という長い名前です。
植物園入り口で、「レンゲショウマは咲いていますか?」と尋ねたところ、
受付のおじさん、私の後方を指し示して、「その辺とか、そこらじゅうで咲いています」と。
「そこらじゅう」というほどではありませんでしたが、確かに園内のあちこちで見ることが出来ました。
大きな木の足元など、半日陰の環境を好むお花ですが、
他の背の低い下草からやや飛び出して、存在感を主張しながら咲いています。
花弁にはちょっと独特な質感があります。
コロンとしたつぼみも魅力的ですね。
こちらはキレンゲショウマ
キレンゲショウマ(黄蓮華升麻)
学名:Kirengeshoma palmata
分類:ユキノシタ科キレンゲショウマ属 多年草(1属1種)
つぼみがレンゲショウマに似ていることからこの名前になったそうですが、
それほど似ているという感じでもないですよねー…^^;
その他、園内のお花を少しご覧ください。
迫力あるお花はシシウド
ツリガネニンジン
花の形が本当に釣鐘のようですね。
ツリガネニンジンは「ソバナ」と似ていると言われ、私も今まで区別がつきませんでしたが、
翌日、実際に「ソバナ」も見る機会があったおかげで、この2種は区別が出来るようになりました。
やはり図鑑ではなく、実際の姿を見ると分かりやすいですね。
実の形が独特でかわいいヌスビトハギ
実の形が盗人の「忍び足」の形に似ているのが名前の由来とのこと。
いつも思いますが、昔の人のネーミングセンスって面白いですねー!
名前からは想像できない可憐なお花です。
マムシグサの上にはトンボが…。
日光、トンボがとても多かったです。
穂状の花の先には必ずトンボが止まっている…と言っても過言ではないくらい(笑)。
園内を1周して戻ってきてもまたトンボが止まっています。
同じトンボがずっと止まっているようにも思えますが。
日光植物園&その他日光の記事、しばらく続く予定です。
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暑中お見舞い&山梨・道志渓谷etc. [山野草・雑草・自然観察]
?
2008年7月26日
暑い日が続きます。皆様いかがお過ごしですか?
我が家は冒頭のような状態です。
こんな時期は、室内にもグリーンを置いて、涼しさを演出…
植物も涼しげなものを選んで…
…のはずが…
この暑苦しい顔はどうしちゃったんでしょう(爆)!
えっ、何か?
先週末は、富士宮の友人宅でバーベキュー、
その後、山梨県の道志渓谷を経由して帰宅しましたので
道志渓谷の様子をお届します。
冒頭の暑苦しい暑中見舞いよりは、こちらの方が涼しそうだと思いますので…(笑
国道413号“道志みち”側から見た道志川
川遊びをしたくなりそうなところです。
「道志みち」から、「同志の湯」方面へ入り、しばらくすると、室久保沢という渓流に出ます。
※写真では分かりにくいですが、正面奥の白い部分も滝です。
ここに不思議なものが…
流れの中に目玉のような模様が浮き出ているのが分かりますか?
あるいは、その周囲を含めてヒラメのようにも見えますが…
実は、一緒に行った友人が、「これを見たかった!」とのことでこの地に立ち寄ったのです。
寄ってみます。
不思議な模様ですね…
この不思議なもの、的様(まとさま)というのだそうです。
この近辺の地質学的な特徴から出来たものらしいのですが…
きちんと説明できるほど理解できていませんので、興味のある方は、ぜひ調べてみてくださいっ!!
由来(?)は下の画像のようなことだそうです。
(めりっさ写り込み画像でご覧ください!)
さらに下流にもまた滝があり、こんな流れがずっと続きます。
通常の靴で歩いていけるのはここまで。でもマイナスイオンをたくさん浴びた一日でした
帰ってくると、埼玉の自然も私を迎えてくれました(・_・;)
翌朝のこと。
今度は子ダヌキ登場です(@_@;)
(親ダヌキ画像はこちらからどうぞ!)
もしかしたら家族で住んでいるのかな?とは思っていましたが…
本当にいました…!!
そしてこちらも…
飛んでいる蚊まで写っていますが、問題はもちろん水の中の方です…
寄ってみます
水から出してみます
以前、作りものをUPしましたが (→作り物画像はここをクリックしてご覧ください)
今回は決して作り物ではありません…
大きさ比較用爪楊枝入り画像もどうぞ!
?スズメバチ! 今年はすでに何回か遭遇していましたが…なんだかたくさんいそうでコワイです~。
暑さで、庭&畑仕事がままならない時は、室内でこんなものを作ってみたり。
アイロンで作る簡単押し花です。
本に挟んで作るよりも手早く色鮮やかに出来ますよ!
アイロン、やっぱり暑いですけど…
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紫陽花 [山野草・雑草・自然観察]
2008年7月2日(水)
関東各地、昨日はさわやかだった…らしいです。
TVニュースでも言ってたし、東京に通勤している夫もそう言っていました。
しかし埼玉は…けっこう暑かった! 一時的にですけど…。
昨年日本一暑い都市と2番目に暑い都市になった熊谷と越谷の間に位置する(?)さいたま市は
やっぱり暑いです。
梅雨明け?…まだですよね…
昨日、前記事のコメント欄に、皆様へのお返事に代えて、
眼を傷めた事件のことを書きました。
心配してくださった方々、どうも有難うございます。
※ご覧になっていない方のために
…実は昨日、モモタのネコパンチを、起きぬけに眼に浴びてしまう事件が起きました。
朝、私が眼を開けたのとネコパンチが繰り出されたのが完全に同時でした…。
で、全くよけることができず… 角膜を傷めてしまったのです。
昨日は傷ついた右目はほとんど開けていられないくらいだったのですが…
今日は開けるようになりました。
物が霞んで見えたりダブって見えたりするので、細かい作業はまだつらいですが
なんとか大丈夫なようです。
で、ちょっと安心したら、先週せっかく撮ったアジサイの写真をブログ記事にしたくなってしまい
結局ブログ更新しています…(笑)
心配してくださった方、ごめんなさい!!
アジサイの写真は梅雨が明けちゃうと季節外れになってしまうので…^^;
ピンクもいいけど、薄紫系のアジサイが好きです。
そして開き初めのこんな白い時期も…初々しくていいですね。
普段ブログ上では、新聞などの表記法に倣って、
植物名はなるべくカタカナ表記にするよう心がけています。
漢字、ひらがな、カタカナがごちゃまぜだと読みにくくなりますから。
でも、和名でどうしても漢字で表記しないと雰囲気が出ない植物名って絶対ありますよね。
桜とか桃とか…以前あえて和名を紹介した白蝶草とか……
アジサイ、これもやっぱり「紫陽花」って書かないと雰囲気が出ないお花のひとつかな。
なので、タイトルを漢字表記にしてみました。
コンデジの限界に挑戦…?
相棒のEXILIM君、だいぶ使いこなせるようになってきたかな。
ネジバナとニワゼキショウを求めて足元ばかり見て歩いていましたが、
ふと上を見ると
かわいい実ですね。
熟す段階で、いろんな色合いが混ざり合っています。
「ヤマモモ」の実だそうです。
(またまた例のサルに教えてもらいました^^;)
近くの幼稚園の子どもたちがやってきました。
結構教育熱心系として知られる幼稚園、これから鼓笛隊(マーチング?)の練習です。
昨日は…
めりっさが遊んでくれなくて退屈だったよ…
遊んであげられなくなったのは、そもそも誰のせいだと思ってるのよ
ものがまだ見ずらい状態ですので…今回もコメントへのお返事が出来そうもありません。
コメント欄、閉じておきますので、何かありましたら、前記事のコメント欄の方にお願いします!
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いつもクリックありがとうございます。
新規参入の方の人気に近頃押され気味…
がんばらなくちゃ!!
晴れた日はネコを洗う! [山野草・雑草・自然観察]
2008年6月12日(木)
白ネコモモタがだんだんグレーになってきたので(笑)
晴れた日に洗いました~。
臆病者のモモタのこと、シャワーの音でパニックを起こすに違いない…
と思っていましたが、案外おとなしく洗われていました。
でも、やっぱり水をかけられたのがストレスになったらしく…
またまたストレス性脱毛症(?)になってしまいました。
今回はかなり痒みも強いらしく、かきむしってしまい、通院する羽目に…。
ネコを洗うのも大仕事です(-_-;)
梅雨の合間の晴れた日は、ご近所&公園散策です。
※空き地や公園で見かけた小さな花たちや、私なりの新発見をブログ記事にしたいので、
新カテゴリー“雑草&自然観察”を作ってみました。
これ、なんだか分かりますか?
ノビルの花です。
ノビルって花が咲くのですね。初めて気づきました。
ほとんどはムカゴになってしまうらしいのですが、このように花が咲く場合もある、
ということでした。
案外かわいい花ですね!
先日HEIJIさんのブログで拝見して、初めて目にするお花だと思っていましたが…
すぐ近所に咲いていました。
いつもは自転車で通りすぎてしまう道端の、ブロックの向こう側に咲いていたのです。
歩いてみて初めて気づきました。
陽が当たっているとこんな感じ。
ちょっと雰囲気が変わりますね!
公園ではアカツメグサが花盛り。
春から足を運んでいるいつもの運動公園ですが、
整備されていない自然のままのエリアもたくさん残されています。
私のブログには普段あまり登場しない、水辺の植物たち。
木道が整備され
ウシガエルの声も聞こえていました…。
桜の木の下には
見慣れないお花だな~ なんて思いながら写真を撮ってきたら
こぎんさんのブログに同じお花がUPされているではありませんか。
なんと、コンフリー とのことでした!
これって一応ハーブなんですよね…。
名前は知っていたけど実際に見たことのなかったハーブ、コンフリー。
公園の雑草と化していました。
コンフリー
学名:Symphytum officinale
分類:ムラサキ科ヒレハリソウ属
和名:ヒレハリソウ
※ヨーロッパでは、葉を食用にしてきましたが、発ガン性が疑われるアルカロイドが含まれるため
多量摂取は厳禁 だそうです。
ねんざなどの際に、葉をもんで外用として利用したり、
生葉を煮だして染料として用いたりすることができるようです。
早春3月に見かけて気になったピンクの蕾
サルに出題されて情ない気分でしたが
と、ここまでは5月初めに記事にしたのですが、
このハナズオウが、その後どんなことになっているのかと見に行ってみると
想像以上に大きな葉っぱがフッサフサ。
マメ科の植物らしく、サヤが出来ていました。
そしてサルも答えを教えてくれていました… ありがとう……サル!!(・_・;)
ケヤキ並木は、歩道に薄暗い影を作るほど、こちらもフサフサの葉で覆われていました。
※春先、この並木の芽ぶきの様子を記事にしたものはこちらをクリックしてご覧ください。
さて、6月の庭は病害虫の季節です。
5月の日照不足がたたって、庭のモッコウバラはうどんこ病が発生。
カクテルや緑光は黒点病のシーズンを迎え、
チュウレンジバチの幼虫はバラの葉を貪欲に食べつくしていきます…。
さすがに10年も庭作りをやってくると、
今年の気候ではうどんこ病がひどくなることは予想できましたので、
早めに古い枝を切り詰めて風通しを良くしていたので、まあ、ちょっとはマシな感じですが…。
無農薬栽培の庭では、発生したうどんこ病やチュウレンジバチは枝ごと切り落とし、
黒点病の葉は、病気が発生した部分を落とさないよう気をつけながらゴミ袋に直行です。
そんな中でも
カクテルの2番花が見事に咲いています!
ホントに丈夫なバラです。
そして
せっかく洗ったのに、また脱走して庭をうろつくモモタなのでした…
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去りゆく4月… [山野草・雑草・自然観察]
2008.5.3(土)
4月が終わってしまいましたね。
一斉に花がほころび始める4月…去りゆくのが少し淋しい時期です。
3月末から4月にかけて、公園で撮った写真がUPできないまま溜まっていました。
私のブログは、自分で育てた花やハーブをご紹介していくのが基本コンセプトなので(大仰ですね~)
公園の記事ばかりが続くのは一応控えよう…などと思っちゃったりするんですよね。
でも、早春の公園、なかなか楽しめましたので、ちょっとまとめて記事にしてみますね。
過去記事でもたびたび言い訳してきましたが、
ハーブは一応専門家で、草花も結構好きで、それなりに詳しいつもりですが(といってもまだまだですが)、
樹木に関しては全くの素人、というか、
ちょっと情けないくらい樹木のことがわからないものですから、
今日の記事は、樹木に詳しい方には退屈だと思いますが…
自分なりの新発見などがありましたので、記録として記事にしておきたいと思います。
追記(6/12):雑草や公園の自然の移り変わりをこれからも記事にしていきたいので、
新カテゴリー“雑草&自然観察”を追加しました。
時々、こういう記事をUPしていきたいと思います♪
まずは、ケヤキ並木
3~4月、週1回の割合で同じ公園に通っていたので、すごい勢いで新芽が芽吹いて来たのが
ちょっと感動でした。ほぼ定点観測です。
3月25日
4月9日
4月16日
初めて気づいた不思議な花の蕾(3/25)
いったい何の花かと思い、表示がないかときょろきょろしていると
目に入ったのはコレ
サルに出題されてしまった…情けない(笑)
きっと、ハナズオウの蕾ですね!
(4/9)
(4/19)
満開のときはとても見事だったソメイヨシノの並木
祭りの後の淋しさが漂います…
満開の写真は こちら(クリックしてね) をご覧ください!
公園の帰りに、歩道橋の上で見つけたかわいい子
イチョウの新芽です(4/16)
街路樹のイチョウは、低い位置の枝が剪定されているので、間近で芽吹きを見ることができないのですが、
歩道橋の上からは、散っちゃな柔らかそうな葉っぱが見えていました。
かわいいです~!
ちょっとさかのぼってしまいますが、モクレンの蕾です。
こんな蕾だなんて、今まで知らなかったんです。
(3/11)
*写真、差し替えました(5/9)
さて、モクレンの花、その他、春の公園や神社で出会った花(ソメイヨシノ以外)を
スライドショーにまとめてみました。
私なりに今年発見した春の風景です。
よかったらご覧ください。
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冬のはじまり [山野草・雑草・自然観察]
急激に寒くなってきましたね。
初冬の朝の風景を楽しもうと、近所の公園にやって来ました(12/4)。
落ち葉の並木道に朝の陽射しが反射してきれいです。
紅葉が美しかった桜の木も徐々に葉が落ちて来ました。
何の木でしょう…
(草花の名前はそこそこ分かるのですが、じつは、木の名前は苦手なんです…)
大きな実がなっています。
家から10分ほどのところにあるこの公園は、息子が小さかった頃は、週に1回は遊びに来ていたところですが、最近すっかりご無沙汰でした。
上の写真のあたりは、他にも実のなる木が多く、息子とどんぐりを拾った場所です。
落ち葉の階段も
落葉する並木も
初冬の装いです。
朝といっても、9時台という半端な時間でしたが…
公園内には犬の散歩やウォーキングをする人が結構いました。
意外と男の人が多かったです…。
女性はちょうど家事に忙しい時間だったのかな。
まだクリスマスツリーは出していないのですが(いい加減早くしなきゃ…)
折り紙でクリスマスツリーの折り方を教わりました。
てっぺんのお星様まで、1枚の折り紙で出来ているんですよ!
一緒に写したのはフルーツポマンダー。
かんきつ類の実にクローブというスパイスを挿したものです。
11月中旬になってから蒔いたディルが発芽しました。
急激に寒くなってしまったのであきらめていました。感激です。
こちらは10月の挿し木の成果。
ラベンダーは結局5本発根してポットに植えることが出来ました。
ここから育つかどうか…、まだ道のり半ばです。
これから本格的な寒さなのに、畑で色づくイチゴ3兄弟。
左手前にこれから色づく若い実もついていますね!
前記事で、皆様からいただいたniceの数がついに1000を越えました(12/1)。
見づらいですが、1000niceいただいた瞬間です。
踏んでくださったのはmimimomoさんです。
ちなみに、前後賞(?)は、
999niceがSAKANAKANEさん
1001niceがMORIHANAさんでした。
といっても、キリ番カードなど用意していなくて…ごめんなさい!
そして、
アクセス数も20000を越えました。(瞬間を見逃しました。20003になっています。)
12/5AM8:00現在です。
訪問してくださる皆様、本当にいつもありがとうございます。
キリ番ってな~に~? おいしいの~?
モモタが食べているのはやっと育った新しいネコ草
いつもマイペースなモモタも、今後ともよろしくお願いします
いつもゆっくりペースでの更新&皆様へのご訪問をさせていただいておりますが、12月、1月は、さらにゆっくりペースになりそうです。
マイペースでボチボチと続けて行きたいと思いますので、よろしくお願いします。